Apacheのディレクトリ構造
さて、ここまでApacheをインストールしてきましたが、どのような構造となっているのでしょうか?
下の表に階層に分けて記述します。
| /usr/local/ | /usr/local/apach2/ | 概要 |
|---|---|---|
| apache2 | bin | Apacheのプログラム本体(バイナリー)などが置かれるディレクトリ |
| cgi-bin | CGI のスクリプトなどが置かれるディレクトリ | |
| conf | httpd.conf などの設定ファイルが置かれるディレクトリ | |
| htdocs | インストール時の「公開ページ」ディレクトリ( ドキュメントルート ) | |
| icons | アイコンが置かれるディレクトリ | |
| include | ヘッダーファイルが置かれるディレクトリ | |
| libexec | 共有ライブラリーが置かれるディレクトリ | |
| logs | Apache のログが置かれるディレクトリ | |
| proxy | プロキシ機能のファイルが置かれるディレクトリ |
上記の他に、Apacheをインストールした際に作成されるディレクトリには次のようなものがあります。
| ディレクトリ | 概要 | ||
|---|---|---|---|
| /etc/httpd/conf/ | 基本設定ファイルの格納ディレクトリ | ||
| /usr/lib/httpd/modules/ | 拡張モジュール | ||
| /usr | /sbin/ | 管理者用実行ファイルの格納ディレクトリ | |
| /share/man/ | manファイルの格納ディレクトリ | ||
| /var | /log/httpd/ | ログ・ファイルの格納ディレクトリ | |
| /www/ | Web公開用ファイルの格納ディレクトリ | ||
| /cgi-bin/ | 共有用CGIの格納ディレクトリ | ||
| /error/ | webサイトのエラー・ページの格納ディレクトリ | ||
| /html/ | webサイトのドキュメント・ルートになるディレクトリ | ||
| /icons/ | アイコンなどの格納ディレクトリ | ||
| /run/ | プロセス・ファイルの格納ディレクトリ | ||
本日はここまでです。
次回はデータベースサーバです。