MariaDB はじめてのMariaDB 【第5回 DBを作成してみよう】
作成は一般的な作成方法となんら変わりありません。
データ型の範囲に気を付けて設定すれば、特に問題ないと思います。
数値型については、細かい数値を覚えるよりも2の何乗なのかを覚えた方が
覚えやすいと思います。
DBの作成方法
CREATE DATABASE DB名 [CHARACTER SET 文字コード];[]内は省略可能です。
省略した場合、my.cnfに記載されているデフォルト値(default-character-set)
セキュリティについては、GRANT文を使用し、ユーザ単位で行います。
テーブルの作成
CREATE TABLE DB名.テーブル名 (カラム名1 カラムタイプ1, カラム名2 カラムタイプ2 , ・・・);
DB名.はUSE DB名で対象DBに接続済の場合、不要となります。
カラム名の定義方法は下記の通りです。
カラム名 データ型 [NOT NULL] [DEFAULT xx] [AUTO_INCREMENT] [UNIQUE KEY] [PRIMARY KEY] [COMMENT 'コメント']
で記載します。([]内は省略可能です。)
データ型については、下記を参照してください。
データ型 | 範囲、桁数 | 備考 | |
---|---|---|---|
整数型 | tinyint | 1バイト(2の8乗) 符号あり:-128~127 符号なし:0~255 |
符号なし:tinyint unsigned 0埋め:tinyint zerofill 組み合わせ可 |
smallint | 2バイト(2の16乗) 符号あり:-32768~32767 符号なし:0~65535 |
符号なし:smallint unsigned 0埋め:smallint zerofill 組み合わせ可 |
|
mediumint | 2バイト(2の24乗) 符号あり:-8388608~8388607 符号なし:0~16777215 |
符号なし:mediumint unsigned 0埋め:mediumint zerofill 組み合わせ可 |
|
int | 4バイト(2の32乗) 符号あり:-2147483648~2147483647 符号なし:0~4294967295 |
符号なし:int unsigned 0埋め:int zerofill 組み合わせ可 |
|
bigint | 8バイト(2の64乗) 符号あり:-9223372036854775808~9223372036854775807 符号なし:0~18446744073709551615 |
符号なし:bigint unsigned 0埋め:bigint zerofill |
|
浮動小数点型 | float | float[(M, D)]
M:全体の桁数、D:小数点以下の桁数 -3.402823466E+38~-1.175494351E-38、 0、 1.175494351E-38~3.402823466E+38 |
符号なし:zerofill unsigned 0埋め:float zerofill 組み合わせ可 |
double | double[(M, D)]
M:全体の桁数、D:小数点以下の桁数 -1.7976931348623157E+308~-2.2250738585072014E-308、 0、 2.2250738585072014E-308~1.7976931348623157E+308 |
符号なし:zerofill unsigned 0埋め:float zerofill 組み合わせ可 下記はdoubleと同義 double precision, real |
|
日付、時刻型 | date | 1000-01-01~9999-12-31 | フォーマット:YYYY-MM-DD |
datetime | 1000-01-01 00:00:00~9999-12-31 23:59:59 | フォーマット:YYYY-MM-DD HH:MM:SS | |
timestamp | 1970-01-01 00:00:01~2037-12-31 23:59:59 | フォーマット:YYYY-MM-DD HH:MM:SS | |
time | -838:59:59~838:59:59 | フォーマット:HH:MM:SS | |
year | year[(2) | (4)]
year(2):70~69・・・1970~2069の意 year(4):1901~2155、0000 |
フォーマット:YYYY (2)または(4)は省略可能 省略した場合、year(4)が適用される |
|
文字列型 | char | char(M) M:文字数(0~255) |
char(4)と指定した場合、4文字入れることが可能。 2文字入れた場合、残りの2文字分はスペースが追加される。 characterはcharと同義。 |
varchar | varhar(M) M:文字数(1~255) |
varchar(4)と指定した場合、4文字入れることが可能。 2文字入れた場合、charと違い、スペースは追加されない。 |
上記以外に様々なデータ型が準備されていますが、本説明では割愛します。
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