MariaDB はじめてのMariaDB 【第4回 ユーザを作成してみよう】
MariaDBをソースからCentOSにインストールしました。
以下にインストール手順の簡易版を記載しておきます。
今後の確認に役立ててください。
インストール手順(簡略版)
- yum -y install gcc* make cmake ncurses-devel bison libxml2-devel pcre-devel openssl-devel
- cd /usr/local/src
- wget https://downloads.mariadb.org/interstitial/mariadb-10.0.12/bintar-centos5-x86/mariadb-10.0.12-linux-i686.tar.gz/from/http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/dbms/mariadb
- tar xzf ./mariadb-10.0.12.tar.gz
- cmake . -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr/local/mysql -DMYSQL_DATADIR=/var/lib/mysql -DMYSQL_UNIX_ADDR=/var/run/mysqld/mysqld.sock -DENABLED_LOCAL_INFILE=1 -DDEFAULT_CHARSET=utf8 -DDEFAULT_COLLATION=utf8_general_ci -DWITH_EXTRA_CHARSETS=all -DWITH_INNOBASE_STORAGE_ENGINE=1
- make
- make install
- groupadd mysql
- useradd -r -g mysql mysql
- mkdir /var/lib/mysql
- chown -R mysql. /var/liv/mysql/
- mkdir /var/log/mysql
- chown -R mysql. /var/log/mysql/
- mkdir /var/run/mysqld
- chown -R mysql. /var/run/mysqld
- cp /usr/local/src/mariadb-10.0.12/support-files/my-small.cnf /etc/my.cnf
- /usr/local/mysql/scripts/mysql_install_db –user=mysql –basedir=/usr/local/mysql –datadir=/var/lib/mysql
- mysql_secure_installation
※設定ファイルの設定等は省略しています。
ユーザ作成
さて、本題です。
MariaDBのユーザ作成方法について記載します。
- 現時点でユーザは初期ユーザである「root」ユーザがいます。
下記コマンドを使用し、「root」ユーザでログインします。mysql -u root -p
※パスワードの入力が求められるので入力してください。
- 現時点で登録されているユーザ一覧を下記SQLを実行し、確認します。
SELECT host,user FROM mysql.user;
rootユーザが複数記載されているのが分かるかと思います。
MariaDB(MySQL)は接続元のIPアドレス単位でユーザを作成します。
そのため、同名ユーザが作成される訳です。
IPアドレスにはワイルドカードも設定できます。(%:任意の長さの文字列 _:任意の1文字)
また、IPアドレスの代わりにhost名を記載することも可能です。 - 一般ユーザを追加するには下記コマンドを実行します。
CREATE USER 'user1'@'%' IDENTIFIED BY 'password'
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