MariaDB はじめてのMariaDB 【第2回 CentOSにインストールしてみよう (前編)】
ビルドを行うには、makeコマンドを使用します。
make
makeコマンドを実行すると下記のように若干カラフルな画面が実行されます。
下記画面が表示されず、突然終わる時は、cmakeが正常終了していないケースが多いです。
下記コマンドを実行することにより、作成された実行ファイル等を配置します。
make install
下記コマンドを実行し、MariaDB用のグループとユーザを作成します。
groupadd mysql useradd -r -g mysql mysql
MariaDBに登録したデータの保管場所となるディレクトリです。
所有者はMariaDBの実行ユーザとなるmysqlに変更します。
mkdir /var/lib/mysql chown -R mysql:mysql /var/lib/mysql
MariaDBを実行中に出力するログファイルの保管場所となるディレクトリです。
所有者はMariaDBの実行ユーザとなるmysqlに変更します。
mkdir /var/log/mysql chown -R mysql:mysql /var/log/mysql
MariaDBの情報データが置かれるディレクトリです。
所有者はMariaDBの実行ユーザとなるmysqlに変更します。
mkdir /var/rum/mysqld chown -R mysql:mysql /var/run/mysqld
cp /usr/local/mysql/support-files/my-large.cnf /etc/my.cnf
「/usr/local/mysql」には、設定ファイルのテンプレートが保存されています。
テンプレートは複数用意されており、自分が設定する内容に近い設定ファイルを
/etc/my.cnfにコピーして使用します。
ファイル名 | 内容 |
---|---|
my-small.cnf | 64MB以下のメモリを持つ環境向け |
my-medium.cnf | 128MB程度のメモリを持つ環境向け |
my-large.cnf | 512MB程度のメモリを持つ環境向け |
my-huge.cnf | 1~2GB程度のメモリを持つ環境向け |
my-innodb-heavy-4G.cnf | 4GB程度のメモリを持ち、InnoDBストレージエンジンのみを使用する環境向け |
今回はインストールの完了とディレクトリの作成、設定ファイルの配置までとします。
次回は設定ファイル(my.cnf)の設定とMariaDBの起動について記載します。
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