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AmazonEC2へのApache&Passengerインストール手順

AWSのEC2環境へ、ApacheとPassengerをインストールする手順をまとめます。
(せっかくEC2を使っているので、EC2へインストールを謳っていますが、EC2にこだわる必要はなくlinux環境でも構わないのですが・・)
前提はruby,railsインストール済みであることです。

Apacheとは&Passengerとは

そもそも、Apacheとは?Passengerとは?という説明を簡単にしておきましょう。
Apacheは言わずと知れたWebサーバ。こうしてWebサイトが見られるのは、Webサーバのおかげです。
ではPassengerはというと、Ruby on Railsで構築したアプリケーションを
Apacheにソフトウェアデプロイ上で動作させるためのApacheモジュールです。
RubyGems(Rubyのパッケージ管理システム)で管理されているので、gemコマンドでインストールできます。

Apacheのインストール

それでは早速Apacheからインストールしていきましょう。
今回はソースからではなく、パッケージ管理システムのyumコマンドで一発インストールしちゃいます。

yum install httpd httpd-devel

Webサービスを起動したいときには

service httpd start

で起動します。

Passengerのインストール

RubyGemsがインストールされていることが前提となりますので、
まだインストールができていない場合は、さきにそちらを実施しましょう。
手順はこちらの記事を参考にしてください↓
AWS無料クラウドサーバEC2にRuby,Rails環境を構築する手順まとめ

インストールができていたら、下記のコマンドを使ってpassengerをインストールします。

gem install passenger

上記コマンドが実行されると、インストール用の
「passenger-install-apache2-module」コマンドが用意されますので、こちらを実行します。
「passenger-install-apache2-module」へのパスが通っていない場合は

find / -name passenger-install-apache2-module

などで、パスを確認しておきましょう。
私の場合「/home/ec2-user/.rbenv/shims/passenger-install-apache2-module」でしたので、このパスをたたきます。

/home/ec2-user/.rbenv/shims/passenger-install-apache2-module

ここで足りないモジュールがないか、最初にチェックが走ります。
「Checking for required software…」の後に、
「Found: no」とでてくるモジュールがあったら、そいつを追加インストールしてから、
もう一度実行する必要があります。
私の場合は

yum install curl-devel

を追加インストールしました。

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