PHPとMySQLで構築できるCalDAVサーバ「Baïkal」(設定編)
PHPとMySQLで構築できるCalDAVサーバ「Baïkal」
「Baïkal」の設定
「Baïkal」の設定では、主に2つです。
・Webサーバの設定
⇒apache2による設定
※インストールは省略
※PHPのインストールも省略
・データベースの設定
⇒sqlite3かmysqlかを選択
⇒今回は、mysqlを設定
※mysqlのインストールは省略
では、まず、apache2の設定からです。
「apache2」の設定
apache2にて「Baïkal」の設定をしていきます。
設定といっても、パスを設定するだけです。
まずは、「Baïkal」の設定ファイルを配置します。
vi /usr/local/apache2/conf/extra/baikal.conf
・「Baïkal」の設定ファイルの内容
Alias /baikal "/usr/local/apache2/htdocs/baikal-regular/html/" <Directory "/usr/local/apache2/htdocs/baikal-regular/html"> Options +FollowSymlinks AllowOverride All DirectoryIndex index.php Allow from all </Directory>
次に、apache2の設定ファイル「httpd.conf」の最終行に追記します。
vi /usr/local/apache2/conf/extra/baikal.conf
・apache2の追加内容
#baikal Server Include conf/extra/baikal.conf
次に、配置した「baikal-regular」の所有権とグールプをapacheの環境へ合わせます。
※記事で掲載しているサーバの環境は「apache2」となっています。
chown -R apache.apache /usr/local/apache2/htdocs/baikal-regular
最後に、設定を反映させるために、apache2の再起動を行います。
service httpd restart
次に、mysqlの設定です。