AmazonEC2へPostgresをソースからインストールする手順(ver9.2.2)
AmazonEC2へPostgresをソースからインストールする手順(ver9.2.2)
前回構築したAWSのEC2環境へ、Postgresをソースからインストールする手順をまとめます。
手順1.ログイン
まずはSSHでEC2環境へログインしましょう。秘密鍵の設定を忘れずに。
ログイン時点でユーザはec2-userなので、rootに変わっておきます。
$ sudo su
手順2.postgresユーザ作成
postgres用のユーザを作成しておきます。
# useradd postgers # id postgres uid=500(postgres) gid=501(postgres) groups=501(postgres)
↑こんな感じで表示されればOK
# passwd postgres
↑postgresユーザのパスワードも設定しておきましょう。
手順3.インストール用ディレクトリの作成
# mkdir /usr/local/pgsql9.2.2/ # mkdir /var/lib/pgsql9.2.2/ # mkdir /var/lib/pgsql9.2.2/data/ # chown postgres:postgres /usr/local/pgsql9.2.2/ # chown -Rf postgres:postgres /var/lib/pgsql9.2.2/
手順4.ソースダウンロード&解凍
ここはrootユーザで。
# cd /usr/local/src # wget http://ftp.postgresql.org/pub/source/v9.2.2/postgresql-9.2.2.tar.gz # tar xvfz postgresql-9.2.2.tar.gz # cd postgresql-9.2.2
↑解凍したディレクトリに移動しておきます。
手順5.configure
postgresユーザに切り替わりましょう。
# su postgres $ ./configure --prefix=/usr/local/pgsql9.2.2/
※ここで、「configure: error: readline library not found」のようなエラーが出る場合、
下記のように一旦rootユーザに戻り、yumでreadlineライブラリをインストールしましょう。
$ exit (←rootに戻る) # yum install readline readline-devel
手順6.コンパイル&インストール
$ make $ make install
↑makeは結構時間がかかるので、気長に待ちましょう。
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