【CCNP試験対策】練習問題で学ぶCCNP【VRF編】
CCNPの試験で出題されるような問題を見ながら、CCNAに比べて深くなった部分や、CCNAでは触れていなかった部分を解説していきます!
今回はVRFについて書いていきます。VRFは、ルータに複数の仮想的なルーティングテーブルを作成する技術です。IP-VPNのWAN環境でMPLSなどを使用する際に同時に利用される技術です。
CCNAに合格して、次の資格としてCCNPを学習中の方や、またはこれからCCNPの学習を始めようとしている方の助けになれば幸いです。
問題1
VRFについて正しい記述は以下のうちどれですか。
- 仮想のルーティングテーブルのネットワーク同士で通信が可能である
- 仮想のルーティングテーブルのネットワーク同士は交わることは無い
- 全てのルーティングテーブルで同じルーティングプロトコルを使用する必要がある
- 仮想のルーティングテーブルは作成されるが、IPアドレスの範囲は重複してはいけない
問題2
VRFを作成するコマンドとして正しいものは以下のうちどれですか。
- (config)#ip vrf [VRF名]
- (config)#vrf [VRF名]
- (config-if)#ip vrf [VRF名]
- (config-if)#ip vrf forwarding [VRF名]
問題3
VRFを使用して、ダイナミックルーティングを使用する際に、EIGRPの設定コマンドとして正しいものはどれですか。(3つ選択)
- (config)#router eigrp [AS番号] vrf [vrf名]
- (config)#router eigrp [AS番号]
- (config-router)#address-family ipv4 vrf [vrf名]
- (config-router)#ipv4 address-family vrf [vrf名]
- (config-router-af)#autonomous-system vrf [vrf名] [ローカルAS番号]
- (config-router-af)#autonomous-system [ローカルAS番号]