V言語 モジュール定数
概要
スクリプト全体で使用する値は
トップレベルスコープに定義する。
これをモジュール定数と呼ぶ。
通常の定数・変数が関数の内部でしか
定義・使用できないのと違い、
スクリプト内なら、
すべての関数内で利用可能である。
フォーマット
定義
モジュール定数を定義するときは=
を使う。
通常の定数や変数を定義するときの:=
、
通常の変数の値を変更するときの=
、
連想配列の各要素を定義するときの:
、
これらと区別して混同しないようにする。
const (
モジュール定数 = 値
モジュール定数 = 値
)
利用
通常の定数・変数同様に名前で呼び出せばよい。
関数(モジュール定数)
関数('${モジュール定数}')
コード例
// # モジュール定数
// ## モジュール定数の定義
const (
// ### 命名規則
// パスカルケース
// ### 定義方法
// モジュール定数の値の定義では`=`を使う。
LanguageName = 'V'
Author = 'Alexander Medvednikov'
)
// ## モジュール定数の利用
fn print_module_constants(){
// 通常の定数や変数同様に利用できる
println(LanguageName)
println(Author)
}
// ## モジュール定数の利用
fn main() {
// 複数の関数内で利用できる
print_module_constants()
// 展開も通常の定数・変数と同じくできる
println('${LanguageName} : Made by ${Author}')
}