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2019.08.02

V言語の配列

V言語の配列

配列とは、複数の値を番号で管理する方法である。
V言語にも、他のプログラミング言語同様、配列が存在する。
この記事では、V言語の配列を紹介する。

概説

  1. V言語の配列定義は、[]に挟まれたカンマ区切りの値
  2. <<で要素の追加も可能
  3. 配列の各要素を参照するときは0から始まるインデックスを使う
  4. printlnで各要素や全体を表示可能

扱うコード

fn main() {
    /**
     * 最初にすべて定義する
     */
    some_evens := [0, 2, 4, 6]
    /**
     * 0から始まるインデックスで要素を表示する
     */
    println(some_evens[0])

    /**
     * 最初に形式的な定義を行い
     * 後から値を追加
     */
    mut some_ints := [] int
        some_ints << 1
        some_ints << 2
        some_ints << [3, 4]
    /**
     * すべてを表示する
     */
    println(some_ints)
}

 

最初からすべての要素を定義

[] の中に、コンマ区切りで値を列挙する

[]の中身の値は、すべて同じデータ型でなければならない

some_evens := [0, 2, 4, 6]

 

途中での要素追加

あらかじめ変数定義の際に、mutを使って可変にしておく必要がある。
最初の代入時には、[] 型名を入れる必要がある。
<<演算子で要素を追加する。
要素の追加時には、単体の値も、配列もどちらも追加できる。
単体の値を追加した場合には、元の配列の末尾にその値が追加される。
配列を追加した場合には、以下のような配列に変化する。

[
    元の配列の0番目の要素, 
    (中略), 
    元の配列の最後の要素, 
    追加された配列の0番目の要素, 
    (中略), 
    追加された配列の最後の要素
]

実際のコードで示すと、以下のようになる。

下記コードで、最終的にsome_ints[1, 2, 3, 4]という配列を生成する。

    mut some_ints := [] int
        some_ints << 1
        some_ints << 2
        some_ints << [3, 4]

表示

println(変数名[0から始まるインデックス])で要素を表示する。

println(変数名)で全体を表示する。

例えば、以下のコードでは、println(some_evens[0])で、
some_evensの0番目(最初)の要素0が表示される。
一方、println(some_ints)で、some_intsの全要素が[1, 2, 3, 4]と表示される。

    some_evens := [0, 2, 4, 6]
    println(some_evens[0])

    mut some_ints := [] int
        some_ints << 1
        some_ints << 2
        some_ints << [3, 4]
        
    println(some_ints)

 

参照

  1. V言語公式リポジトリ
  2. V言語公式ドキュメント

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