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【CCNA試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【ルーティングプロトコル編】Part 3
2019.04.28

【CCNA試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【ルーティングプロトコル編】Part 3

【CCNA試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【ルーティングプロトコル編】Part 3

CCNAの取得を目指している方へ向けて、試験範囲の対策問題を作成してみました。
前回に引き続きルーティングプロトコルに関する内容に絞った問題を出題していこうと思います。
ダイナミックルーティングには様々なルーティングプロトコルがあり、CCNAでは代表的な「RIP」と「OSPF」、そしてCisco独自のルーティングプロトコルである「EIGRP」について出題されます。しっかりと理解しておきましょう!

問題1

OSPFルーティングプロトコルのデフォルトのアドミニストレーティブディスタンスは何ですか。

  1. 90
  2. 100
  3. 110
  4. 120
  5. 130
  6. 170
問題1の解答と解説を表示

解答)C

ルーティングプロトコルには、信頼度を表すアドミニストレーティブディスタンスという値が設定されています。デフォルトの値はRIPが120、OSPFが110、EIGRPが90、に設定されており、管理者が数値を変更することができます。

問題2

ネットワーク管理者は、確立されたOSPFネットワークに新しいルータを追加しようとしています。新しいルータに接続されたネットワークは、他のOSPFルータのルーティングテーブルには表示されません。以下に構成の一部分を示しています。この構成に問題が発生している原因だと考えられるものはどれですか。
Router(config)# router ospf 1
Router(config-router)# network 10.0.0.0 255.0.0.0 area 0

  1. プロセスIDが正しく設定されていない。
  2. OSPFエリアが正しく設定されていない。
  3. ネットワークワイルドカードマスクが正しく構成されていない。
  4. ネットワーク番号が正しく設定されていない。
  5. ASが正しく構成されていない。
  6. ネットワークサブネットマスクが正しく設定されていない。
問題2の解答と解説を表示

解答)C

OSPFの設定をする際には、アクセスリストと同じようにネットワークの範囲をワイルドカードマスクであらわします。ワイルドカードマスクは、IPアドレスのビットをチェックする部分を0、チェックしない部分を1であらわしており、サブネットマスクのビットが反転した形で記述します。

問題3

リンクステート型のプロトコルを実行しているルータは、トポロジデータベースを構築および維持するためにどのような情報を使用しますか?(2つ選択)

  1. ハローパケット
  2. 他のルータから送られるSAPメッセージ
  3. 他のルータからのLSA
  4. ポイントツーポイントリンクで受信した信号。
  5. 他のリンクステートルータから受信したルーティングテーブル
  6. 指定されたルータからのTTLパケット
問題3の解答と解説を表示

解答)A、C

リンクステート型のルーティングプロトコルの特徴は、始めにハローパケットを送信し合い、隣接ルータとネイバー関係を構築します。その後、ネイバー関係を築くことができた全てのルータからLSAを収集します。収集したLSAをトポロジテーブルに収納し、その情報からトポロジマップ(全体のネットワーク構成)を作成します。

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