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【CCNA試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【読み取り編】Part 3
2018.10.10

【CCNA試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【読み取り編】Part 3

【CCNA試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【読み取り編】Part 3

CCNAの勉強をしている方へ向けて、試験範囲の対策問題を作成してみました。
今回も図を読み取る問題を中心に出題していきます。
トポロジーから、ネットワークの分け方やアドレス設計などしっかりと読み取ることが出来るようになりましょう!

問題1

図を参考にして解答してください。セキュリティ上の観点から、IPアドレスやプラットフォームを含めて、RT Aの情報にインターネットからアクセスされないようにしたい。また、それと同時にRT Aに接続する内部ネットワークにある機器からはアクセスできるようにしたい。これを実現するために必要な一連のコマンドは次のうちどれですか。

  1. RTA(config)#no cdp run
  2. RTA(config)#no cdp enable
  3. RTA(config)#interface s0/0
    RTA(config-if)#no cdp run
  4. RTA(config)#interface s0/0
    RTA(config-if)#no cdp enable
問題1の解答と解説を表示

解答)D

解説)インターネットに情報を公開したくないということで、CDPを無効化することが考えられます。CDPはCiscoルータではデフォルトで有効になっているので、CDPを利用したくないインターフェースでコマンドを用いて無効化する必要があります。

問題2

図を参考に解答してください。JAX CompanyのNetwork Aに存在するホストから、XYZ CompanyのNetwork Zに存在するサーバへファイルを送ろうとしたところ、ファイル転送に失敗しました。Network Aのホストは他のNetwork A内のホストと通信することが出来ています。この問題を解決するためにRT Aで使用するコマンドとして適切なものはどれですか。

  1. show flash:
  2. show interfaces
  3. show history
  4. show version
  5. show controllers serial
問題2の解答と解説を表示

解答)B

解説)接続のトラブルシューティングを行う際には、基本的に下のレイヤから行っていきます。ですので、まずは、インターフェースのレイヤ1、2の状態を確認します。ネットワークAの他のホストとは接続ができていることから、RTAでのネットワークA以外のインターフェースの設定を確認する必要があります。インターフェースの確認ができるコマンドはDのshow interfacesです。

問題3

図を参考に解答してください。ネットワーク管理者はシリアルインターフェースの接続問題のトラブルシューティングを行っています。show interfacesコマンドの出力結果で、どちらのルータもserial interface is up, line protocol is downとなっていました。部分的に表示されているshow running-configコマンドの出力結果から、この問題の原因は何だと考えられますか。

  1. シリアルケーブルに問題がある。
  2. MTUが正しく設定されていない。
  3. レイヤ2プロトコルの設定に誤りがある。
  4. IPアドレスが同じサブネットにない。
問題3の解答と解説を表示

解答)C

解説)Rtr3の設定を見てみると、encapsulation pppという表示があります。ですが、Rtr1にはその表示はありません。このことから、Rtr3ではレイヤ2プロトコルがpppに設定されており、Rtr1ではデフォルトのままになっていることが分かります。Ciscoルータで、シリアルインターフェースのデフォルトのレイヤ2プロトコルはHDLCですので、レイヤ2プロトコルが一致していないことが原因であることが分かります。

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