【CCNA対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【スイッチ編】Part 4
CCNAの勉強をしている方へ向けて、試験範囲の対策問題を作成してみました。
今回はVTP,DTPをメインに出題していきます。どっちも結構忘れやすいところだと思うので気を付けよう!
問題1
スイッチのポート上でDTPを無効化するには以下のどの設定を行えばよいでしょうか。適切なものを1つ選択してください。
- スイッチのポートをトランクとして設定する。
- スイッチ上のポートをチャネルグループに追加する。
- 動作モードをstatic accessに設定する。
- 管理モードをaccessに設定する。
問題1の解答と解説を表示
解答)D
解説)スイッチのインターフェイスで (config-if)#switchport mode accessコマンドを実行してaccessモードにすることでDTPを無効化することができます。この設定でスイッチの管理モードをaccessにすることができます。動作モードは対向スイッチとのDTPネゴシエーションの結果を表しているため、DTPが無効化されているとは限りません。
問題2
スイッチにおけるDTPのデフォルトの設定を以下の中から1つ選択してください。
- ON
- OFF
- Auto
- Access
問題2の解答と解説を表示
解答)D
DTPのデフォルトの設定はDynemic AutoかDynamic desirableのどちらかになっており、機種によって異なります。ですので、スイッチ同士の接続では、デフォルトがどちらのモードに設定されているのかを確認して設定をする必要があります。この問題では、選択肢にDynamic Autoしか当てはまるものが無いので、Cが正解になります。
問題3
VLANの設定に関して正しく述べられているものを以下の中から1つ選択してください。
- VLANは 2〜4064まで作成することができる。
- VTPモードがトランスペアレントモードのスイッチではVLANの情報がrunning-configだけに保存される。
- VLANを作成するにはスイッチのVTPモードをサーバモードまたはトランスペアレントモードにする必要がある。
- 拡張VLANを作成するには(config-vlan)#のモードでコマンドを実行する。
問題3の解答と解説を表示
解答)C
解説)VTPは同じドメインに所属するスイッチ同士でVLANの情報を同期するために利用されるプロトコルです。VTPのモードには、サーバモード、クライアントモード、トランスペアレントモードの3つがあり、その中でVLANの作成、削除をすることができるのはサーバモードとトランスペアレントモードのスイッチのみになります。
〈間違い選択肢〉
- VLANを作成することが可能な範囲は標準で1~1005まで(実際に作成できるのは2~1001まで)、拡張範囲では1006~4094までのVLANを作成することが可能です。
- トランスペアレントモードでもVLANの情報はflashのvlan.datファイルに保存されます。
- 拡張VLANの作成をする際には、グローバルコンフィグレーションモードで(config)#vlanのコマンドを使用して作成します。VLANデータベースコンフィグレーションモードでは設定ができないので注意が必要です。
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