CentOS7にLAMP環境構築手順まとめyum編 その3
CentOS7にLAMP環境構築手順まとめyum編 その3
はじめに
前回、Apacheのインストールまで完了しました。
今回はMariaDBから設定していきます。それでは早速始めましょう。
インストール手順
1.MariaDBインストール
MariaDBをyumでインストールします。
# yum install mariadb # yum install mariadb-server
インストールできたか確認する場合は、以下のように。
# rpm -qa | grep maria
または
# yum list installed | grep maria
以下が入っていればOK
・mariadb.x86_64
・mariadb-libs.x86_64
・mariadb-server.x86_64
2.MariaDB起動
Apache同様、systemctlを使って起動します(serviceではダメでした)。
# systemctl enable mariadb.service # systemctl start mariadb.service
ちなみに起動確認は以下のようにプロセス確認でも良いですが、
# ps aux | grep maria
以下のようにsystemctlでも確認できます。
# systemctl status mariadb.service
そして止める時は
# systemctl stop mariadb.service
3.MariaDB初期設定
以下のコマンドで初期設定が対話的に進められます。
# mysql_secure_installation
・Set root password? [Y/n] rootユーザのパスワードをセットするか。Yesを選択し、設定する。
・Remove anonymous users? [Y/n] anonymousユーザを削除するか?削除すると誰でもログインできる状態を防げる。Yesを選択。
・Disallow root login remotely? [Y/n] リモートからのrootログインを許可しないかどうか。今回はしても良いことにする。noを選択。
・Remove test database and access to it? [Y/n] testデータベースとそこへのアクセス設定を削除して良いかどうか。良いのでYesを選択。
・Reload privilege tables now? [Y/n] 権限管理テーブルをリロードするかどうか。Yesを選択。
ここまでいくと、以下のメッセージが表示され、完了。
Cleaning up... All done! If you've completed all of the above steps, your MariaDB installation should now be secure. Thanks for using MariaDB!
4.ログインしてみる
ではMariaDBにログインしてみましょう。
ログインするときには、mysqlコマンドで入れます。
# mysql -u root -p
パスワードを入力して、ログイン完了です。
MariaDB [(none)]> show databases; +--------------------+ | Database | +--------------------+ | information_schema | | mysql | | performance_schema | +--------------------+
こんな感じで表示されればOK(testが削除されていますね)。
今回はここまで。次回はPHPインストールから。