UnityでGoogle Play公開用のAPKをビルドする方法
この記事では、UnityでビルドしたAPKをGoogle Playに公開する方法について解説します。
■Google Play公開用APKとは?
証明書付きのアプリケーションファイルのことです。
Google Play でアプリを公開するためには、証明書が付きのAPKである必要があります。
Unityのデフォルトの設定では、Android端末向けにアプリをビルドすると、証明書のないAPKファイルが作成されます。
これは、Android端末上での動作確認は問題なく行えますが、証明書のないAPKはデバッグ用として扱われるため、
Google Play Developer Console でAPKをアップロードしようとしても承認されません。
■証明書付きAPKの作成
PlayerSettingsにてKeystoreファイルを作成します。
① Edit > Project Settings > Player をクリックしてInspectorにPlayer Settingsを表示します。
Androidのアイコン > Publishing Settings > Create New Keystore にチェックを入れます。
② チェックを入れたらBrowse Keystore をクリックして保存場所と証明書のファイル名を指定します。
③ 保存場所を指定したら、この証明書を使用するためのパスワードを設定します。
Keystore password と Confirmpassword に同じ値を入力しましょう。
④ パスワードを入力すると、Alias にあるCreate a new key が選択できるようになるため、クリックします。
⑤ クリックすると下記のウインドウが表示されるので、各項目を入力します。
※部署より下の項目は入力しなくても証明書は作成できます。
⑥ 証明書が作成されたら、Aliasで作成した証明書の名前を選択し、証明書のパスワードを入力します。
⑦ この状態でアプリをビルドすると、証明書付きのAPKを作成することができます。
Android端末向けにアプリをビルドする方法については、こちらの記事も参考にしてください。
→ Unityで2Dアクションゲームを作ろう⑧ ~Androidにビルドしよう~
■注意点
作成した証明書(keystoreファイル)は紛失しないように注意しましょう。
異なる証明書で作成されたAPKでは、Google Play Developer Console にアップロードしたAPKを更新できません。
最悪の場合、Google Playにアップロードしたアプリを2度と更新できなくなります。
▶
【Unity連載】プレハブの使い方①(作成・複製)
▶
【Unity連載】プレハブの使い方②(編集)
▶
【Unity連載】BGM・SE(効果音)の付け方
▶
【Unity連載】uGUI(Scrollbar)の使い方を詳しく解説
▶
【Unity連載】uGUI(InputField)の使い方を詳しく解説
▶
【Unity連載】uGUIのCanvasとRenderModeについて詳しく解説
▶
【Unity連載】GetComponentを具体例付きで解説
▶
【Unity連載】GameObject.Findを具体例付きで解説
▶
【Unity連載】Instantiateを具体例付きで解説
この記事へのコメントはありません。