Pythonとは

Pythonはどんなものなのか、まとめてみました。

1. Pythonはプログラミング言語です。
2. Pythonはスクリプト言語です。

スクリプト言語は、PHP、Perl、Rubyに代表されるようなWebアプリケーション開発に多く利用される比較的簡単な言語で、多くは動的型付けを行うインタープリタ型言語です。

3. 世界的な言語別シェアは高いようで、PHP(約10%)よりも若干高く、Java(約24%)よりは低い、11%程度です。
   なおかつシェア拡大中のようです。
4. Google,Facebookなどの利用実績があるそうです。
5. オブジェクト指向型言語ですが、Javaに比べると制約は緩め。
6. Python2.X系と3.X系で互換性がないので注意が必要。
7. Windows,Linuxなど様々なプラットフォームで動作する。

Pythonを使ってみよう

早速Pythonを使っていきます。Python2.4.3という古めかしい実行環境があったので、
今回はそれを使ってみることにしました。インストール方法は別途まとめる予定です。

Pythonは対話モードで操作を行うことができます。
以下のように「python」コマンドを打つと、対話モードが始まります。

# python
>>>

「>>>」がpythonの処理を記述できる状態です。

ヘルプは以下のように使います。

>>> help()

Welcome to Python 2.4!  This is the online help utility.

If this is your first time using Python, you should definitely check out
the tutorial on the Internet at http://www.python.org/doc/tut/.

Enter the name of any module, keyword, or topic to get help on writing
Python programs and using Python modules.  To quit this help utility and
return to the interpreter, just type "quit".

To get a list of available modules, keywords, or topics, type "modules",
"keywords", or "topics".  Each module also comes with a one-line summary
of what it does; to list the modules whose summaries contain a given word
such as "spam", type "modules spam".

何かのモジュールについて確認したいときには「help()」のカッコにそのモジュール名を入れると、確認することができます。
例えば、

>>> help('sys')

や、

>>> help('datetime')

のようにします。そうするとマニュアルが開きます。

次に、簡単な処理を書いてみましょう。

>>> a=1
>>> b=2
>>> a+b
3

変数aとbにセットした内容を足し算して表示する、という処理を行っています。

対話モードの利用は、実際にプログラミングをするときに使う機会はそれほど多くありませんが、
簡単な処理をさっと確認したいときなどには有効です。
対話モードから抜ける時には、Ctrlキー＋「D」キーを入力しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか？今回は対話モードで簡単にPythonをいじってみました。
次回は、Pythonをファイルに記述し、実行する手順をまとめます。

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