Nginx設定編① Linuxサーバ構築手順まとめ
今回はNginxの基本コマンドについてです!
本連載では、Linux上で様々なサーバ環境を構築し、インストール&設定手順をまとめていきます。
前回の「Nginxインストール編④ Ubuntu14.04へのインストール手順まとめ」までの記事で、
複数パターンのNginxのインストール方法を説明してきました。
今回Nginxの起動や終了など、基本的なコマンドを見ていきたいと思います。
Nginxの基本操作:起動
まずは、Nginxの起動方法について説明します。
nginxスクリプトへのパスが通っている場合は、
# nginx
これだけで起動します。
うまくいかない場合は、インストールが上手くいっていないか、パスが通っていない可能性があります。
パスが通っているかどうかわからない場合は、
# which nginx
を実行してみて、下記のように表示されるか確認してみましょう。
# which nginx /usr/bin/nginx
下記のようなメッセージが表示される場合は、パスは通っていません。
# which nginx /usr/bin/which: no nginx in (/usr/kerberos/sbin:/usr/kerberos/bin:・・・・
パスに関して知りたい場合は、後述の「補足1:パス(PATH)について」をご覧ください。
または、サービスに登録されている場合は
# service nginx start
でも起動します。
# service nginx start nginx を起動中: [ OK ]
と表示されれば起動しています。
# service nginx start nginx: 認識されていないサービスです。
と表示される場合はサービス登録されていません。
サービスに関して知りたい場合は、後述の「補足2:サービスについて」をご覧ください。
上記でうまく行かない場合は、おそらくソースコードからインストールしたような場合だと考えられます。
そういった場合は、直接起動スクリプトを実行してしまってもよいでしょう。
「Nginxインストール編② 無料クラウドAWSでサーバ構築手順まとめ」記事の手順でソースコードからインストールした場合は、
# /usr/local/nginx/sbin/nginx
上記パスが起動スクリプトになっているはずです。