無料で監視ツールを構築しよう~Zabbixの操作(3)~
トリガーの設定
では、トリガの設定を紹介していきます。
(1)「設定(Configuration)」の「テンプレート(Templates)」を選択します。

(2)表示されたテンプレート一覧の「テストテンプレート」の「 トリガー (0) (Triggers (0))」をクリックします。

(3)画面右上の「トリガーの作成 (Create trigger)」をクリックします。

(4)トリガーの設定画面が表示されるので、以下の項目の値を入力します。
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| 名前 | CPU usage |
| 条件式 | {Test template:system.cpu.util[,,].avg(300)}>90 |
| 説明 | 最近 5 分間の CPU 使用率の平均が 90 % を超えています |
| 深刻度 | 軽度の障害 |
| その他の項目 | デフォルト値 |

(5)条件式については、[追加]ボタンをクリックし、以下の項目を入力した後、[挿入]ボタンをクリックします。
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| アイテム | sample template: CPU idle |
| 関数 | 期間Tの値の平均値 > N |
| 最新の(T) | 300時間 |
| タイムシフト | |
| N | 90 |

(6)入力した項目に間違いがなければ、「保存(Save)」ボタンをクリックします。

(7)トリガーの一覧に登録されたトリガーが表示されます。これで、テンプレートへのトリガーの登録が完了です。

次回は、「zabbixのログ監視設定(1)」について触れていきたいと思います。