AmazonEC2へのPostfixインストール手順
AWSのEC2環境へ、Postfixをインストールする手順をまとめます。
(前回Apache,Passengerをインストールした時同様、EC2にこだわる必要はないのですが、せっかくEC2を使っているので)
Postfixとは
そもそも、Postfixとは?という説明を簡単にしておきましょう。
PostfixはMTAサーバ。サーバ間のメール送信&受信を受け持ちます。
Postfixのインストール
それでは早速yumでPostfixからインストールしていきましょう。
1 | # yum install postfix |
次にデフォルトで起動しているsendmailを停止します
(自動起動設定もOFFにする)
1 2 | # /etc/rc.d/init.d/sendmail stop # chkconfig sendmail off |
次に、選択MTAをPostfixに指定します。
1 | # alternatives --config mta |
postfixを選択します。
これでインストールは完了です。
ではここで、第一の確認として、
「ローカルのユーザからローカルのユーザ同士にメールが送信できるか」を
確認してみましょう。
まず、動作確認するユーザを追加します
1 2 | # useradd userA # useradd userB |
ユーザAからユーザBにメールを送信します。
1 2 | # su userA $ sendmail userB |
入力待ち状態になるので、次のように入力します。
1 2 3 4 5 6 | From:userA To:userB Subject:TEST HONBUN . |
From,To,Subjectの行がメールヘッダ部分です。
改行をはさんで本文(HONBUN)を入力。本文の終了時はドット「.」だけ入力して改行します。
これでメールが送信されました。メールが送信されたかを確認しましょう。
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