LinuxServer RAIDについて その5
前回はOS起動時にRAIDを構成するようにしたが、
今回はRAIDの解除方法などを行っていく。
RAID アレイを解除する
マウントの解除
停止する前にRAIDデバイスがマウントをしていたら解除する
[root@gestos ~]# umount /mnt
RAIDの停止
[root@gestos ~]# mdadm --misc --stop /dev/md0
以下のコマンドでRAIDが停止できているか確認。
[root@gestos ~]# cat /proc/mdstat Personalities : [raid5] unused devices: <none>
以下でも確認ができる
[root@gestos ~]# mdadm -D /dev/md0 mdadm: md device /dev/md0 does not appear to be active.
RAIDデバイスの初期化
RAIDの superblock を消去する。(RAIDデバイスに残っているRAIDの情報を削除するということ)
[root@gestos ~]# mdadm --misc --zero-superblock /dev/xvdb1 /dev/xvdc1
RAIDデバイスの初期化をする
[root@gestos ~]# fdisk /dev/xvdb1 [root@gestos ~]# fdisk /dev/xvdc1
これでRAIDの解除ができる。
RAID アレイを監視する
以下のようにするとRAIDの状態の監視ができる。
以下のファイルにメールアドレスを書く。
[root@gestos ~]# vim /etc/mdadm.conf MAILADDR user@test.com
次に mdmonitor を起動する。
[root@gestos ~]# /etc/init.d/mdmonitor start
モニターをOS起動時にも起動するようにしておく。
[root@gestos ~]# chkconfig mdmonitor on
メールが送れるかテストする場合
[root@gestos ~]# mdadm --monitor --scan --oneshot --test
今回はRAIDの解除方法や、監視方法などを記載した。
次回はRAIDが組めているかの確認方法などを行っていく。