基本情報技術者試験(FE) ~情報の基礎理論「コンピュータのデータ表現」~ 【第2回】
16進数と2進数の相互変換
16進小数と10進小数の相互変換を行うには、10進小数と2進小数の相互変換、2進数小数と16進小数の相互変換を組み合わせると誤りが少なくなります。
①10進小数から16進小数
10進数を2進数に変換して、2進数を16進数に変換します。
2進数を16進数に変換するとき、先頭から4ビットのブロックに分け、各々のブロックを16進数に変換しますが、4桁に満たないブロックは、下位桁(右の桁)に0を補います。
②16進数から2進数
以下のように、16進数の1桁に対応する4ケタの2進数を割り当てます。
16進小数と10進小数の相互変換
16進小数と10進小数の相互変換を行うには、10進小数と2進小数の相互変換、2進数小数と16進小数の相互変換を組み合わせると誤りが少なくなります。
①10進小数から16進小数
10進数を2進数に変換して、2進数を16進数に変換します。
2進数を16進数に変換するとき、先頭から4ビットのブロックに分け、各々のブロックを16進数に変換しますが、4桁に満たないブロックは、下位桁(右の桁)に0を補います。
数値表現
日常使っている10進数をコンピュータ内部では、様々な形で表現されています。
コンピュータ内部での数値表現には、次のようなものがあります。
10進数 | ゾーン10進数 | 文字データとの親和性がよい。(案バック10進数ともいう) |
---|---|---|
バック10進数 | 計算速度が速い。 | |
2進数 | 固定小数点数 | 整数データ。配列の添字などに使用。 |
浮動小数点数 | 実数データ。科学技術計算などに使用。 |
次回は、10進数の表現から説明していきたいと思います。
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