LinuxServer ファイルシステムについて  ディスククォータ

この記事は2012年11月7日に書かれたものです。内容が古い可能性がありますのでご注意ください。


LinuxServer ファイルシステムについて  ディスククォータ

ディスククォータとは

ディスククォータとは、ユーザまたはグループ毎にあらかじめ設定した上限値を
えないようディスク容量を制限する機能のことです。

多くのユーザがシステムを共有する環境で、特定のユーザーがディスクを
使い切ってしまい、他のユーザーやシステム自体に迷惑をかけるという状況を防ぎます。

ディスククォータは、パーティションごとのファイルサイズ合計かiノード数と、
ユーザー/グループ単位で管理します。
それらの数値をに集計し、使用量が設定しておいた上限値を超えそうになると、
対象のユーザー/グループの書き込み処理を行わず、その旨のエラーを表示します。

クォータによる制限の仕組

次のパラメータを用いてクォータによる制限をかけます。

パラメータ 説明
ユーザ/グループごとのハードリミット ユーザ単位で利用できるディスク使用量の最大値をハードリミットといいます
ハードリミットを超えると対象は追加で書き込むことはできません。
ユーザ/グループごとのソフトリミット ユーザ単位でディスク使用量の警告値をソフトリミットといいます。
ソフトリミットをに達すると警告が表示されますが直ぐに書き込みができなくなる事はありません
一定の期間が経過するかハードリミットまで書き込みを続けると書き込むことができなくなります
猶予期間 ソフトリミットを越え、、ハードリミットに移行するまでの期間を猶予期間といいます。
猶予期間が過ぎるとソフトリミットはハードリミットとして扱われ、追加で書き込むことができなくなります。
リミットの解除 ハードリミットを解除には、ハードリミットを下回るまでディスク使用量を減らす必要があります。
ソフトリミットを解除にはソフトリミットを下回るまでディスク使用量を減らす必要があります。

クォータの設定

次の手順では/dev/sda1パーティションの/homeにクォータを設定方法を説明します

1. 「/etc/fstab」ファイルのファイルシステム/dev/sda1の
マウントオプションにusrquotaもしくはgrpquotaを記述します。

/dev/sda1 /home ext3 defaults,usrquota,grpquota 1 3

2.設定したディスククォータを有効にするため、対象のファイルシステムを再マウントします。

#umount /dev/sda1(または/home)
#mount /dev/sda1(または/home)

3. ‘quotacheck’コマンドでクォータの情報を格納するファイルを作成・更新する

# quotacheck -aug /home

‘quotacheck’コマンド実行後、ユーザクォータの場合はaquota.userファイル、
グループクォータの場合はaquota.groupファイルがクォータを設定したファイルシステムの最上位に、作成・更新されます。

これらは、それぞれのクォータの情報が格納されたファイルです。
なお、ディストリビューションによっては、これらのファイルを予めrootユーザで
作成してからコマンドを実行する必要があります。

3. ‘quotaon’コマンドでクォータを有効にする
# quotaon /home

4. ‘edquota’コマンドでユーザまたはグループのクォータを設定
# edquota test
でtestユーザのクォータ編集画面が開きます。

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