LinuxServer ファイルシステムについて fsckコマンド

この記事は2012年11月7日に書かれたものです。内容が古い可能性がありますのでご注意ください。


LinuxServer ファイルシステムについて fsckコマンド

fsckとe2fsck

システムに異常が生じ、ファイルシステムのファイル管理情報と実データの間に不整合が発生することがあります。
ファイルシステム上で不整合が発生した場合、’fsck’コマンドを使用し、整合性のチェックと必要なら修復が行えます。

fsckコマンドはファイルシステム毎のチェックプログラムを呼び出して実行しています。
fsckコマンドを実行する際は、ファイルシステムの破損を防ぐため、
対象のファイルシステムを書き込み不可状態(アンマウントまたは読み込み専用)にします。

[コマンド]
# fsck -r /dev/sda2
[実行例]ファイルシステムをマウントした状態でのfsckなので警告が表示される
fsck from util-linux-ng 2.17.2
e2fsck 1.41.12 (17-May-2010)
/dev/sda2 is mounted.

WARNING!!! The filesystem is mounted. If you continue you ***WILL***
cause ***SEVERE*** filesystem damage.

Do you really want to continue (y/n)? no

check aborted.

fsckコマンドの主なオプションは次のとおりです。

オプション 説明
-t ファイルシステム名 チェックするファイルシステムのタイプを指定します
-a 自動的にファイルシステムを修復します
-r 対話的にファイルシステムを修復します
-A /etc/fstabに列記されているファイルシステムをすべてチェックします
-N 実際には実行せず、何が行われるかだけを表示します

また、ext2、ext3、ext4ファイルシステムのチェックと修復には’e2fsck’コマンドが使用できます。

e2fsckコマンドの主なオプションは次のとおりです。

オプション 説明
-p または -a 自動的にファイルシステムを修復します
-y 全ての問いに対して「yes」と答えます
-n 全ての問いに対して「no」と答えます
-f 強制的にチェックします

tune2fsとdumpe2fs

tune2fコマンドはext2、ext3、ext4ファイルシステムのパラメータ設定を行います。

tune2fsコマンド

オプション 説明
-c 回数 ファイルシステムのチェックを行うマウント回数を設定します
-i 時間 ファイルシステムをチェックする最大の時間間隔を設定します
-j ext2ファイルシステムをext3ファイルシステムに変換します
-L ファイルシステムのボリュームラベルを設定します
-l ファイルシステムのスーパーブロックの内容を表示します

dumpe2fsコマンドはファイルシステムの管理情報を出力します。
空きファイル容量、空きノード数、ブロックサイズ等の情報が出力されます。

ファイルシステムのマウントとアンマウント

mountとumount

Linuxにおいてアクセスできるファイルは’/’(ルート)を頂点とした
すべて 1 つの大きな ツリー状の階層構造をなしています。

デバイスを接続したときに、そのデバイスにあるファイルシステムを、
このツリー構造のどこかにディレクトリとして登録する操作をマウントと呼びます。

ルートファイルシステムから他のファイルシステムがアクセスする為のディレクトリは
マウントポイントと呼ばれ、マウントされたファイルシステムは他のファイルシステムと同様に操作できます。

アンマウントはその逆にファイルシステムの認識を停止させて、取り外し可能な状態にすることです。

ファイルシステムをマウントするには’mount’コマンド、アンマウントするには’umount’コマンドを使用します。

mountコマンドはオプションを指定せずに実行すると、マウントされているファイルシステムの一覧を出力します。

[コマンド書式] mount -オプション デバイスまたはマウントポイント
mount -オプション デバイス マウントポイント

[コマンド]
# mount
[実行例]マウント中のファイルシステム一覧を表示
/dev/sda2 on / type ext4 (rw)
proc on /proc type proc (rw)
sysfs on /sys type sysfs (rw)
devpts on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620)
tmpfs on /dev/shm type tmpfs (rw)
/dev/sda1 on /boot type ext4 (rw)
/dev/sdb1 on /home type ext4 (rw)
none on /proc/sys/fs/binfmt_misc type binfmt_misc (rw)
 
mountコマンドのオプション

オプション 説明
-a fstabに記載されている ファイルシステムをすべてマウントします
noautoオプションが付与されているファイルシステムはマウントしません
-t ファイルシステム名 ファイルシステムを指定してマウントします
-o マウントオプション マウントオプションを指定します
マウントオプションを複数指定するにはカンマ(,)を使用します
-r 読み込み専用でマウントします

既にマウントされているファイルシステムをアンマウントするには’umount’コマンドを使用します。
umountコマンドは、デバイスかマウント先のどちらかを指定すればアンマウントされます。

[コマンド書式] umount -オプション デバイス(またはマウントポイント)

umountコマンドのオプション

オプション 説明
-a fstabに記載されている ファイルシステムをすべてアンマウントします
-t ファイルシステム名 ファイルシステムを指定してアンマウントします
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