PHP array関数 【初級編 第19回】
array関数について
前回は多次元配列について記載しました。
今回は array関数について記載したいと思います。
array関数の概要
array関数とは
array関数は、配列への代入を定義する関数するための関数で、
array関数を使用すると、配列への代入を簡略化して記述することができます。
array関数の代入方法
以下のように、 変数名 = array(“代入する値1”, “代入する値2”); のように記述していくことで、
代入をすることができます。
<?php $hairetsu = array("message1", "message2", "message3"); echo $hairetsu[0]."<br>"; echo $hairetsu[1]."<br>"; echo $hairetsu[2]."<br>"; ?>
ブラウザから確認してみると、以下のように表示されます。
このように、array関数の1番目の引数に指定したものが、 配列名の[0] に代入され、
2番目に指定したものが、[1] に代入されてと
array関数の引数を増やすと、$hairetsuの要素数が増えていきます。
連想配列を使用した代入
また以下のようにすると、連想配列でキーを指定した代入方法を定義することができます。
array(“キー名1″=>”値1”, “キー名2″=>”値2”); のようにして、キー名を指定しながら値を代入します。
<?php $hairetsu = array("a"=>"atai1", "b"=>"atai2", "c"=>"atai3"); echo $hairetsu["a"]."<br>"; echo $hairetsu["b"]."<br>"; echo $hairetsu["c"]."<br>"; ?>
結果は以下のように表示されます。
多次元配列
またさらに array関数を使用して、多次元配列を記述したい場合は、以下のようにします。
この場合、arrayを入れ子(arrayの中の要素に arrayを使用する)で記述していけば、いいことになります。
<?php $hairetsu = array(array("atai00", "atai01", "atai02"), array("atai10", "atai11", "atai12"), array("atai20", "atai21", "atai22")); echo $hairetsu[0][0]."<br>"; echo $hairetsu[0][1]."<br>"; echo $hairetsu[0][2]."<br>"; echo $hairetsu[1][0]."<br>"; echo $hairetsu[1][1]."<br>"; echo $hairetsu[1][2]."<br>"; echo $hairetsu[2][0]."<br>"; echo $hairetsu[2][1]."<br>"; echo $hairetsu[2][2]."<br>"; ?>
表示結果は以下のようになります。
今回はここまでで、次回は定数について記述していきたいと思います。