今回のうるう秒調整で大手WebサイトのLinux端末がダウンする事象が多発したそうです。
主に指摘されている原因箇所は、Linuxのカーネルコードに含まれるhrtimersだそうです。
症状としては、処理ループ等のバグによってCPU使用率が100%になってしまうとのことです。
現時点での、対応策としては以下のようなコマンドで時間調整をするか:
date -s “$(LC_ALL=C date)”
または、システムを再起動するしかないようです。
また、Linuxコミュニティでは、対策パッチの配布準備が進めていられるとのことです:
パッチ関連フォーラム:http://thread.gmane.org/gmane.linux.kernel/1321255/
※情報参照元: http://www.h-online.com/open/news/item/Leap-second-bug-in-Linux-wastes-electricity-1631462.html
長期的対策としては、グーグル社が独自導入しているような、段階的にナノ秒単位で調整するNTPサーバ構成にするしかないそうです。
グーグル社独自のNTP構造: http://googleblog.blogspot.jp/2011/09/time-technology-and-leaping-seconds.html
By Takahiko Sugiyama