【きっとわかる】Herokuを使ってみよう 第1回 ~Herokuの特徴~
ブログなどを見ているとHerokuというサービスで試しているけど…
Herokuってなんだろう…?そして、英語ばかりで難しそう…。
そんなことはありません!!
使い方さえわかれば、
非常に簡単!しかも無料で!!
自分の作ったWEBアプリケーションを試すことができます。
今回、基本的な使い方を解説していきますのでこれを機にHerokuデビューしましょう!
Herokuを使ってみよう 第1回
Herokuの特徴
まずは、Herokuの特徴について説明していきます。
Herokuのホームページ
Herokuのホームページは以下になります。
https://www.heroku.com/home
プラットフォームの提供
HerokuはPaaS(Platform as a Service)を提供するサービスです。
サーバを立ててWEB公開するまでの大まかな道のりとして、
①ハードウェアの調達
②OS等のセットアップ
③JVM等の実行環境の整備やWEBアプリケーションのインストール等
④アプリケーション公開
のような流れになります。ちょっと試したいだけなのに道のりが長い…。
PaaSでは、③の実行環境の整備やWEBサーバとしての機能が実装されている状態のサーバを使用することができます。
ちょっとしたサンプルコードを試してみたいときなどには、とくに重宝するサービスです。
言語について
Heroku上で動く言語についてですが以下の言語を動かすことが可能です。
- Node.js
- Ruby
- Java
- PHP
- Python
- Go
- Scala
- Clojure
サンプルコードを試したい言語はだいたい揃っているのではないでしょうか。
無料枠が月に1000時間
Herokuの料金体系についてですが、なんと!
全アプリケーションの合計稼働時間1000時間まで無料※で利用することができます。(2016年12月現在)
※クレジットカードを登録した場合 していない場合550時間
そのため、サンプルコードを動かすだけの場合は、そのときに3時間程度稼働させるだけなので、
実質無料で環境を使用することができます。
また、1アプリのみであれば常に稼働(24h*30日=720h)していても1000時間超えないので問題ありません。
30分でインスタンスがスリープする
これはデメリットになりますが、30分間アクセスがない場合にインスタンスがスリープ状態になります。
要するにスリープから立ち上がる分、その際のアクセスのレスポンスが遅くなります。
回避策としては、30分に一回スケジューラなどでアクセスすることで、スリープ状態にしないようにすることができます。
Herokuの料金体系(2016年12月現在)
上記の特徴と被りますが、Herokuの料金体系はこんな感じです。
https://www.heroku.com/pricing
次回の予定
次回は、Herokuのアカウント登録をしていきます。
Heroku連載記事
【きっとわかる】Herokuを使ってみよう 第1回 ~Herokuの特徴~
【きっとわかる】Herokuを使ってみよう 第2回 ~アカウント登録~
【きっとわかる】Herokuを使ってみよう 第3回 ~デプロイ準備~
【きっとわかる】Herokuを使ってみよう 第4回 ~アプリケーション登録、起動~
初級インフラエンジニアにオススメ連載リンク
ネットワーク学習の登竜門・・
ゼロからのCCNA独学講座
Linuxの取り扱いを基礎から学ぶ
Linux資格 「LPIC-Lv1」徹底解説