UIKitの部品の中でもなにかと作成方法が複雑なテーブルビュー。
しかしiPhoneアプリ開発とテーブルビューは切っても切り離せないほどよく使われる部品ですよね。
この際テーブルビューの基本的な作成方法をマスターしてしまいましょう!!
※この連載ではストーリーボードを用いてテーブルビューを作成していくことにします。
「Table View Controller」と「Table View」の違いは?
Xcodeのオブジェクトライブラリ(右下のいろいろな部品が置いてある場所)をつらつらと見ていると、
「Table View Controller」と「Table View」の2種類があることに気づくかと思います。
オブジェクトライブラリの上の方にTable View Controllerと、
真ん中あたりにTable View(とTable View Cell)がありますね。
まずはこの2つの違いについて覚えてしまいましょう。
◼︎Table View Controller
Table View Controllerはその名の通り、テーブルビューつきのコントローラです。
テーブルビューが画面いっぱいに広がっています。
固定のサイズのテーブルとなっていますので、もちろんサイズを変更することもできません。
画面全体にテーブルを表示させる場合はこのTable View Controllerを使ったほうが楽チンです。
Auto Layoutの設定などもしなくて良いですし、デリゲートなどの実装ももとから行われているため、
デリゲートの設定などをわざわざコードで書く必要もなくなっています。
iPhoneの設定などは画面全体にテーブルが表示されていますね。これと似たものを作る場合などに使いやすそうです。
◼︎Table View
Table Viewはその名の通り、テーブルビューそのものです。画面上に配置する1つの部品です。
Table View Controllerと違い、テーブルのサイズを自在に設定することができます。
画面の下半分にテーブルビューを表示したいよーなんて時はこっちを使うことになりますね。
(境界がわかりやすいように国旗の部分の背景色をグレーにしてみました。)
その代わり必要であればAuto Layoutによって位置を調整したりしないといけないですし、デリゲートの設定などは自分で
行わないといけません。
わざわざまとめる必要もないかもしれませんが、一応まとめます。
「Table View Controller」
…画面全体にテーブルを表示させたいときに使え!!
「Table View」
…画面の一部分にテーブルを表示させたいときに使え!!
(もちろん画面全体に広げて使ってもいいよ!)
以上!!終わり!!
次回はちゃんとテーブルビューを作っていきます。
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