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Python入門 pythonで日付の操作
2016.04.28

Python入門 pythonで日付の操作

Python入門 pythonで日付の操作

はじめに

前回はPythonでの文字列操作を練習してきました。今回は、日付の操作をみていきましょう。日付や時刻はPythonに限らず様々なプログラム言語で使用する頻度の非常に多い形式ですので、日付や時刻について理解しておくことは非常に重要です。
今回は特に、日付の扱いに着目していきます。

今回の内容:
・datetimeモジュールについて
・datetime.dateクラスについて
・datetime.dateクラス内のメソッドの利用

datetimeモジュールについて

Pythonの「モジュール」とは、今まで作ってきた「~.py」ファイルの事を指します。
モジュール内には関数(メソッド)や変数(プロパティ)のまとまりである「クラス」を定義できます(この辺りの説明は別途詳しく説明予定です)。今回日付を扱うにあたり、「datetime」モジュールが必要になります。

あるモジュールから別のモジュールを使うためには以下の記述が必要になります。

import [使用するモジュール]

今回は「datetime」モジュールを使用するので

import datetime

と記述します。

datetime.dateクラスを使う

ではサンプルを作成してみましょう。
【python_sample5-1.py】

import datetime
today = datetime.date.today()
print today

1行目の「import datetime」でdatetimeモジュールを読み込みます。
2行目の「datetime.date.today()」は、「datetime」モジュール内の「date」クラスの「today」メソッドを実行するという意味になります。「today」メソッドによって本日の日付が取得され、その結果を「today」という変数に代入しているのですね。
3行目で「today」変数をprintすると、以下の実行結果のように、本日日付が「yyyy-mm-dd」形式で表示されます。

それでは実行してみましょう。

# python python_sample5-1.py
2016-04-28

このようにdatetimeモジュール内のクラスに定義されているメソッドを利用することで、日付に関する処理を行うことができます。

本日以外の日付を取得するにはどうすればよいでしょうか?
その場合には以下のような記述を行います。

someday = datetime.date(2016,1,1)
print someday

上記記述により「datetime.date(2016,1,1)」の部分により「2016年1月1日」が指定年月日になります。

まとめ

今回はPythonでの日付の扱いについて学習しました。説明にあたり、「モジュール」「クラス」「メソッド」という考え方についても知っておく必要がありますので、徐々に覚えていくようにしましょう。次回も引き続き、日付の話をしていきます。

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