結局UIデザインよりコンテンツなのだと思わせてくるサイト5選
はじめに
「デザインか、コンテンツか」。Web業界におけるこの未証明問題はニワトリと卵のジレンマのごとく、Webデザイン、Webシステムに携わる全ての人々が一度は直面したことがあるでしょう。この難題は、Webサイトが、情報を伝達する純粋なメディアでありながらも、アート的な側面を十分に備えていたことに起因するのではないでしょうか。
そんな中、UIなんて気にしない、デザインなんて関係ないさ、と言わんばかりに旧態依然のスタイルを貫き通すWebサイトに憧憬を抱くこともまた事実。今回は、そんな男気溢れるコンテンツファーストのWebサイトをセレクトしたいと思います。
1.Gigazine
ご存じGigazine。日々に役立つ情報や面白ネタを提供してくれるIT系ニュースサイト。
ごちゃごちゃして見ずらいけど、記事が面白いから見てしまうのです。
[browser-shot url=”http://gigazine.net/”]
PV:約1億32万/月
UU:約3376万/月
(2015年1月時点)
2.IT用語辞典バイナリ
IT業界に携わる人なら一度は出会ったことがあるであろうIT用語辞典バイナリ。10000項目以上のIT用語が格納されているそうです。IT用語は難しいから、ついつい調べてしまいますよね。用語説明系のサイトはテキストベースであることが多いので、デザインはあんまり関係なく読んでしまいます。
[browser-shot url=”http://www.sophia-it.com/”]
推定PV:43~50万
推定UU:35~40万
※「similarweb」で調べた値を基に推定で算出しています。
3.ニュー速
2chまとめ系サイト。多々ありますが、やはり社会の裏、人間の愛憎・悲哀を垣間見ることのできる2chという巨大掲示板のコンテンツは、ついつい見入ってしまうものです。1セッションあたりのPVが高いのも納得。
[browser-shot url=”http://new-soku.net/”]
推定PV:75~88万
推定UU:30~35万
※「similarweb」で調べた値を基に推定で算出しています。
4.Ping-t
IT学習をされている方ならご存じPing-t。非常に問題が豊富です。
[browser-shot url=”http://ping-t.com/”]
PV:約30万PV/月
※アクセスカウンタでは一日1万ほどのアクセス。1アクセス1PVと換算したとして計算。実際はもっと多いかもしれません。
5.ニコニコレンタカー
IT業界を離れてみても、コンテンツ重視のサイトは多々あります。
ピックアップしたのは最近人気の格安レンタカーサービスのWebサイト。
検索結果の表示やら店舗情報が見づらく、なかなかCVに至りません。
それでも、格安の車というリアルコンテンツに対するニーズがあるからこそ、成立しているのではないでしょうか。
[browser-shot url=”http://www.2525r.com/”]
番外編:アキタイーブックス
2015年のグッドデザイン賞を受賞したアキタイーブックス。
もともと洗練されたUIをあえて目指さなかったということらしいのですが、そんなところが粋ですね。
ただ、私のような素人からすると、とても洗練されているように見えましたので、番外とさせて頂きました。
[browser-shot url=”http://www.akita-ebooks.jp/”]
まとめ
ということで、いくつかのサイトをピックアップさせて頂きましたが、やはり情報を知りたいという際に必要とされるサイトや、だらだら情報を拾いたいときに見るサイトというのは、デザイン、UIにそれほどこだわっていなくてもついつい辿り着いてしまうものですね。とは言いつつ、やっぱりUIのかっこいいサイトも魅力的であることもまた事実。ということで、次は「やっぱりコンテンツよりもデザインだよね」と思わせるサイトを特集します。