2020.09.25
【SQL基礎】データベースとは
「そもそもデータベースとはなんなのか」ということについて説明します。
データベースとは、「情報(データ)の集合体」です。
もう少し詳しく言うならば、「検索、分析することを目的に、体系的に蓄積した情報群」です。
たとえを挙げます。
一冊の「本」は一つの「データ」です。それを蓄積、整理するための場所として「本棚、書庫、図書館」などがあります。「本棚、書庫、図書館」は「データベース」に該当します。
「メールアドレス」も一つの「データ」です。それをまとめて管理するためのものとして、「アドレス帳」があります。「アドレス帳」は「データベース」です。
管理しやすくするために「データ」をひとまとめにしたものを、一般的に「データベース」と呼びます。
ただし、コンピュータの分野では意味がもう少し限定されることがあります。
「データベース管理システム」いわゆる「DBMS(Database Management System)」のことを「データベース」と呼ぶことがあります。
「データベース管理システム」は、コンピュータ上に構築されたデータベースを運用、管理するためのシステムです。「SQL(Structured Query Language)」という言語を用いて、データベースを操作します。具体的にはデータの検索、登録、変更、削除などです。
文脈によっては、「データベース管理システム」のことを「データベース」と呼ぶことがあります。