CiscoのVIRLを試してみよう!


CiscoのVIRLを触ってみました!

VIRL(Virtual Internet Routing Lab)とは、Ciscoが提供している
ネットワークシミュレーションソフトウェアです。
Ciscoルータ・スイッチなどを仮想的に構築し、様々な検証に用いることが出来ます。

Ciscoのルータやスイッチに搭載されているOSがほぼそのまま仮想的に動作するので、
ネットワークの構築や検証など、様々な用途で使用できます。


↑こんな感じのことが出来ます!

IOSvIOS-XRvCSR1000vNX-OSvなど様々なOSが搭載されており、
他のシミュレーションソフトではなかなか触れられないものまで検証することができます。
また、Cisco以外のサードパーティ製のネットワーク機器も動作するものがあるそうです。
(JuniperやPaloAlto、BIG-IPやFortiGateなど)

本来、VIRLはCiscoから有償で提供されているソフトウェアになるのですが、
Cisco dCloudというサービスを利用することで、Ciscoアカウントの登録をすれば
ブラウザ上でVIRLを利用することができるのです!
(予約制、時間制限あり)

というわけで今回は、このVIRLを実際に触ってみました!

使用したブラウザは Google chrome です。


■dCloudで環境を予約しよう

Cisco dCloudにアクセスしましょう。

Ciscoアカウントでログインすると、dCloudが使用できるようになります。
では、Catalogから使用するサンプルを選んでみましょう。

今回は試しに、「Cisco Ethernet over GRE Tunnels v1」を選んでみます。
(選んだ内容によって、初めに展開されるトポロジが変わります。)

Scheduleをクリックし、次に進むと
シミュレータを使用できる時刻が選べます。

今使用できる状態なら、Nowが上部に表示されているはずなのでそこをクリックしてNextで進みましょう。
利用目的などを聞かれるので答えたら予約完了です。
MyHubのSessionsから予約されている内容が確認できます。
指定された時間(今回であればNowを選んでいます)になっていれば、
右下にViewが表示されているはずです。それをクリックすると…(少し時間がかかります!)

VIRLのサービスが起動します。

■VIRLを起動しよう

まず最初は、VIRLを起動するための踏み台になっているWindowsサーバーが表示されます。

RemoteDesktopをクリックすると、Windowsサーバの仮想デスクトップが立ち上がります。

ここから、VM Maestroを選択しましょう。
VM Maestroを起動すると、選択したサンプルトポロジが表示されているはずです。
VIRLはこのVM Maestro上で動作しています。

■VIRLを試してみよう

このままサンプルを弄ってもよいですが、新しくトポロジを用意することも可能です。
今回はサンプルフォルダの中にある2台のルータを使ったトポロジを見てみましょう。

最初は右上のボタンがSimulationになっているはずです。
こちらが、組まれたトポロジ上で各機器を操作したりするモード。
隣のDesignが、ノードを設置したり機器を接続したりしてトポロジを編集できるモードです。

Designモードでは、左側のNodesから新しい機器を選んで設置できます。
そして、左上のToolsから各機器をケーブルで接続することが出来ます。
Simulationモードを選択し、上の緑の再生マークをクリックすると、
トポロジ内の全ての機器が起動します。

ルータを右クリックしてTelnetからConsolePortへの接続を選択すると
CLIが立ち上がります。

あとは物理ルータにTelnet接続した際と同じです。
今回のサンプルでは、既にIPアドレスやルーティングプロトコルの設定がされているものでしたので、
show runを見てみると

こんな感じでIPアドレスと

OSPF,BGPの設定がされていました。
ちなみに、これらの初期設定はSimulationを開始する前に各機器に設定を施すことができます。

こんな感じです。


まとめ

今回は2台で動かしてみましたが、

こんなふうに多数の機器を同時に動作させ、
より本番に近い環境で検証を行うことも可能です。
レスポンスも特に問題なくスムーズに設定等を行えます。
実機が手元にない時や、持っていないOSを触る必要がある際など、様々な使い道がありそうです。
また、CCNAやCCNP等のプロトコルや各種設定の動作確認、シミュレーション問題対策など、
資格試験への対策としても使えそうですね。
ぜひみなさんも、dCloudとVIRLを活用してみてください!

 

より詳しくは公式をチェック!↓
Cisco VIRL(Virtual Internet Routing Lab)
Cisco Japan Blog(VIRLの記事)

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