V言語 関数
概要
V言語でも手続きをひとまとめにした関数がある。
今回はこの関数のフォーマット、注意点、実例を紹介する。
最後に、実行結果をお見せする。
フォーマット
C#やJavaJavaなどといった、
先行するC言語族の言語と、
基本フォーマットに違いはない。
fn 関数名(引数1 引数1の型, 引数2 引数2の型) 戻り値の型{
処理
return 戻り値
}
注意点
- 引数や戻り値がある時、それらの型を必ず書く。
- 引数と引数の型の間は半角スペース1つを入れる(PythonやTypeScriptの
:
のような区切り文字を入れない) - 引数同士の間には
,
を挟む - 引数リストと戻り値の型の間は半角スペース1つを入れる(Pythonの
->
やTypeScriptの:
のような区切り文字を入れない) - 戻り値の型を書かない場合は戻り値がない関数になる
コード例
実際に実行されるプログラムを記述するのは、
fn main()
という特別な関数である。
fn concatenate_strings(strings [] string) string{
mut concatenated_string := ''
for each_string in strings{
concatenated_string += each_string
}
return concatenated_string
}
fn main(){
strings_to_be_concatenated := ['V', 'l', 'a', 'n', 'g']
println(strings_to_be_concatenated)
println(concatenate_strings(strings_to_be_concatenated))
}