2019.08.08
PowerShellコマンド解説 Get-Content
PowerShellコマンド解説 Get-Content
概要
テキストファイルの中身を取得するコマンド
通常は文字列を1行ごとに区切って、配列として取得。
しかし、全体を1つの文字列として取得することや、
区切りを行ごとではなく特定の文字が現れるごとに
することも可能。
エイリアス
以下のエイリアス(別名)で、
Get-Content
の部分を入れ替えても、
まったく同じ結果が出る。
gc
cat
type
content
前提条件
作業ディレクトリ
sample.txtの内容
PowerShell_1
PowerShell_2
PowerShell_3
PowerShell_4
PowerShell_5
中身を1行ごとに取得する場合
中身は配列として取得される。
例えば、上記のテキストファイルの中身を取得する場合、
各行が1つの要素になる。
コード
Get-Content
結果
すべてを一つの文字列として取得する場合
中身を配列としてでなく、
すべてが連なった一つの文字列として取得する場合、以下のようになる。
コード
Get-Content -Raw
結果
改行でなく、別の文字を区切りにする場合
例えば、_
を区切りにする場合、以下のようになる。
結果として、PowerShell_1
がPowerShell
と1
に分割される。
同じことが2行目から5行目にも繰り返し起こり、
以下のような結果になる。
コード
Get-Content -Delimiter "_"
結果
最後から指定した行数を取得する場合
例えば、最後から3行を指定する場合、以下のように、
-Last 3
または -Tail 3
とオプションを付け加える。
この数値の部分は最後の行から取得する
行数に応じて変える。
コード
Get-Content -Last 3
Get-Content -Tail 3
結果
最初から指定した行数を取得する場合
例えば、最初から3行を取得する場合、
オプション部分に、-TotalCount 3
と指定する。
この、数値部分は、取得する行数に応じて
変更する。
コード
Get-Content -TotalCount 3