ExcelVBAを使う際のちょっとしたテクニックやコツなどを記載していきます。
練習問題を見たい場合は練習問題一覧を押下し確認してください。
今回はコメントについて記載していこうと思います。
■コメントとは
プログラムではない、説明をかくメモのようなものです。
コードのなかにコメントを残すことで、どういう処理が行われているのかコードを読まないでも把握することができます。
また自分が書いたコードのものを今後も運用していくとなると他の人もコードを編集する機会があるかもしれません、
そのためにもコメントは残すクセをつけた方が良いでしょう。
■コメントの方法
VBAではシングルクォーテーション(’)やRemを使うことでコメントをすることができます。
▼こんな感じになる。
コメントは文字が緑色になります。
個人的にはシングルクォーテーション(’)をよく使います。
■コメントの書き方
「コメントはこういうふうに書かなければいけない」といったルールはありません。
そのため自分のタイミングでコメントを入れて良いのですが、私は複雑な分岐の場合やプロシージャの説明などを書くようにしています。
もちろんコメントを書く必要がないくらい可読性が良ければコメントは書かなくてもOKです。そういう運用をしているプロジェクトもあるとは思います。(聞いたことはない。)
■書くべきでないコメント
コメントはメモのようなものと説明しましたが、例えば以下のようなコメントは良くないです。
- おまじない
- とりあえずこれで動く!
- あとで直す
- たまにバグる
何故このようなコメントは書くべきではないのかというとコードを読んでいる人が混乱するからです。
▼実際に書いてみた。
こうやって書いてあると「えっ」となりますよね。
意味があることを明確に書くのがベストです。
■まとめ
- コメントとはプログラムではない、説明をかくメモのようなもの
- シングルクォーテーション(’)やRemを使うことでコメントをすることができる
- コメントを入れなければいけないというルールはなく、入れる場合は意味があることを明確に書くのがベスト
コーディングしていく際に書くことになるであろうコメントの話でした。
次こそデバッグのテクニックについて書いていこうと思います。