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【CCNA試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【読み取り編】Part 1
2018.09.25

【CCNA試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【読み取り編】Part 1

【CCNA試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【読み取り編】Part 1

CCNAの勉強をしている方へ向けて、試験範囲の対策問題を作成してみました。
今回は、トポロジー図の構成やアドレスから情報を読み取る問題を出題していきます。
どんな状態になっているかをしっかりと把握して解きましょう!

問題1

下の図のような構成のネットワークが存在します。ホストAにデフォルトゲートウェイを割り当てるとき、どのアドレスを使用しますか。

  1. A. 192.168.1.1
  2. 192.168.1.65
  3. 192.168.1.66
  4. 192.168.1.129
  5. 10.1.1.1
  6. 10.1.1.2
問題1の解答と解説を表示

解答)B

デフォルトゲートウェイは、ホストが所属するLANなどの内部ネットワークからインターネットなどの異なるネットワークに通信を行う際に設定を行います。デフォルトゲートウェイとして設定するアドレスは、ホストの所属するLAN内の外部にも接続しているルータのインターフェイスのIPアドレスを設定します。よって、この図の場合は、192.168.1.65が正しい設定になります。

問題2

スイッチとPCが下の図のように接続されています。スイッチは表示されたMACアドレステーブルを持っており、下のようなフレームを受信しました。このフレームを受信したときにスイッチは次のどの操作を実行しますか? 2つ選択してください。

  1. A. MACアドレス0000.00aa.aaaaをMACアドレステーブルに追加する。
  2. MACアドレス0000.00dd.ddddをMACアドレステーブルに追加する。
  3. フレームはfa0/3ポートのみに送信される。
  4. フレームはfa0/1、fa0/2、fa0/3に送信される。
  5. フレームは全てのアクティブなポートから送信される。
問題2の解答と解説を表示

解答)A,D

スイッチはフレームを受信した時、そのフレームの送信元MACアドレスが自身のMACアドレステーブルに存在しない場合、そのMACアドレスをMACアドレステーブルに追加します。フレームを転送する際には、自身のMACアドレステーブルとフレームの宛先MACアドレスを比較して、MACアドレステーブルに記載があればそのポートから、無ければ受信したポート以外の全てのポートへとフレームを送信します。この問題では、送信元である0000.00aa.aaaaはMACアドレステーブルに無いので、そのアドレスをテーブルに追加します。宛先MACアドレスの0000.00dd.ddddもテーブルに無いので受信したfa0/0ポート以外の全てのポートからフレームを送信します。

問題3

下の図のような構成で、ホストAはホストBと通信できますが、ホストCまたはDでは通信できません。ネットワーク管理者はどのようにこの問題を解決できますか?

  1. A. ホストCとDを192.168.2.0ネットワーク内のIPアドレスで設定します。
  2. ルータを導入し、VLAN 2と3の間をルーティングするルートを設定します。
  3. 2番目のスイッチを導入し、ホストAとBを元のスイッチのままにして、そのスイッチにホストCとDを配置します。
  4. スイッチ上でVLANトランキングプロトコルを有効にする。
問題3の解答と解説を表示

解答)B

レイヤ2スイッチのみでは、異なるVLANの間での通信は行うことができません。ルータを導入し、VLAN間ルーティングの設定をすることで、通信できるようになります。または、レイヤ3スイッチを利用してSVIの設定を行うことでもVLAN間ルーティングをすることが出来ます。

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