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基本情報技術者試験 平成30年春 午前問11 解説
2018.06.30

基本情報技術者試験 平成30年春 午前問11 解説

基本情報技術者試験 平成30年春 午前問11 解説

基本情報技術者試験午前の解説をしていきます。

キャッシュメモリに関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア キャッシュメモリにヒットしない場合に割込みが生じ、プログラムによって主記憶からキャッシュメモリにデータが転送される。
イ キャッシュメモリは、実記憶と仮想記憶とのメモリ容量の差を埋めるために採用される。
ウ データ書き込み命令を実行したときに、キャッシュメモリと主記憶の両方を書き換える方式と、キャッシュメモリだけを書き換えておき、主記憶の書き換えはキャッシュメモリから当該データが追い出されるときに行う方式とがある。
エ 半導体メモリのアクセス速度の向上が著しいので、キャッシュメモリの必要性は減っている。

解答:ウ
解説:
キャッシュメモリとはCPUとメインメモリの間に置かれる、メインメモリよりもより高速にCPUからアクセスできる記憶装置です(イは×)。キャッシュメモリに保存されている情報はキャッシュメモリから取得し、書かれていない場合はメインメモリにアクセスをして情報を取得します(アは×)。2次キャッシュや3次キャッシュなどを用意してより処理効率を高めるようになっています(エは×)。

データ書き込み命令を実行したときに、キャッシュメモリと主記憶の両方を書き換える「ライトスルー方式」と、キャッシュメモリだけを書き換えておき、主記憶の書き換えはキャッシュメモリから当該データが追い出されるときに行う「ライトバック方式」があります。

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