クラス名や変数名には好きな名前をつけることができます。
しかし一定のルールがあります。
1. 予約後は使用できない(publicなど)
2. 先頭が数字ではいけない
3. 使える記号は「$」(ドルマーク)と「_」(アンダースコア)の2種類のみ
上記のものは守らないとコンパイルエラーになります。
しかし今回はコンパルエラーにはならないが、守った方が良いルールについて説明します。
ただし、場合によってはプロジェクト等によって基準が変わる可能性があるので気をつけてください。
1. クラス名の先頭は大文字
クラス名の先頭は大文字で始めましょう。
もしクラス名の先頭を小文字にした場合は警告がでます。
2. メソッド名、変数名の先頭は小文字
メソッド名、変数名の先頭は小文字で始めましょう。
大文字で始めるとコンストラクタやクラス名と区別がつきにくくなってしまいます。
3. 定数名は全て大文字
定数とはfinalがついた再代入不可の変数です。
一般的に全て大文字で記述されます。
4. キャメルケース
複数の単語を繋げて識別子とする場合の規則です。
後にくる単語の先頭を大文字にして区切りを表現します。
例)camelCase
5. スネークケース
複数の単語を繋げて識別子とする場合の規則です。
2つの単語を「_」(アンダースコア)で区切ります。
例)snake_case
4のキャメルケースと5のスネークケースの使い分けですが、Javaでは基本的にキャメルケースが使われます。
理由は公式の書き方がキャメルケースになっているからです。
ただし、定数の場合は全て大文字になってしまうためスネークケースが使われます。