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【CCNA対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【スイッチ編】Part 2

【CCNA対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【スイッチ編】Part 2

【CCNA対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【スイッチ編】Part 2

CCNAの勉強をしている方へ向けて、試験範囲の対策問題を作成してみました。
今回もスイッチの応用編です。今回はVLAN間ルーティングの問題をメインにして出題しています。

問題1

ホストAはホストBと通信できますが、ホストCまたはDでは通信できません。ネットワーク管理者はどのようにこの問題を解決できますか?

  1. ホストCとDを192.168.2.0ネットワーク内のIPアドレスで設定します。
  2. ルータを導入し、VLAN 2と3の間をルーティングするルートを設定します。
  3. 2番目のスイッチを導入し、ホストAとBを元のスイッチのままにして、そのスイッチにホストCとDを配置します。
  4. スイッチ上でVLANトランキングプロトコルを有効にする。
問題1の解答と解説を表示

解答)B

解説)スイッチのみでは、異なるVLANの間での通信は行うことができません。ルータを導入し、VLAN間ルーティングの設定をすることで、通信できるようになります。

問題2

ルータ上で複数のVLANをルーティングするためには、どの機能を使用しますか。

  1. IEEE 802.1X
  2. HSRP
  3. port channel
  4. router on a stick
問題2の解答と解説を表示

解答)D

解説)VLAN間ルーティングを行うためには、スイッチとルータを接続して、ルーティングの設定をする必要があります。その時に、スイッチとルータをトランクリンクとして一本のケーブルで接続して、VLAN間ルーティングを行う方法をrouter on a stickといいます。

<間違い選択肢>

  1. IEEE 802.1Xは、有線LANや無線LANにおけるユーザー認証の規格です。
  1. HSRPは、デフォルトゲートウェイを冗長化するために、物理的に複数台接続されたルータを仮想的に1台のルータにみせることができる機能です。
  1. ポートチャネルは、機器同士を複数のケーブルで接続したときに、それらのケーブルを1つのグループに設定することで、仮想的に束ねられた1本のケーブルとして扱う機能です。

問題3

下のようなネットワークが構築されています。下記の構成について正しく述べられているものを以下の中から2つ選択してください

  1. PC-EとPC-Fは同じデフォルトゲートウェイを使用する。
  2. Router1とSwitch2はクロスケーブルで接続する必要がある。
  3. PC-AとPC-Dの間で通信を行う際にRouter1は経由されない。
  4. 全てのPCが社内ネットワークと通信するにはRouter1のFa 0/0インターフェイスでサブインターフェイスの設定をする必要がある。
  5. すべてのVLANが通信できるようにするためにはRouter1により多くのLANインターフェイスが必要である。
  6. Router1のFa 0/0インターフェイスとSwitch2のFa 0/1インターフェイスは、同じカプセル化タイプを使用して設定する必要がある。
問題3の解答と解説を表示

解答)D、F

解説)異なるVLAN間で通信をするにはルータを介す必要があります。その際VLANの数だけルータ-スイッチ間のリンクが要になりますが、サブインターフェイスを作成すれば1つで問題ありません。しかしリンクが数のVLANに属することになるのでトランクリンクの設定が必要になります。

  1. PC-EとPC-FはVLANが異なるため、デフォルトゲートウェイはサブインターフェイスにそれぞれ設定する必要があります。
  1. ルータとスイッチはクロスケーブルではなく、ストレートケーブルで接続しなければなりません。
  1. 異なるVLAN間で通信を行うにはルータを経由する必要があります。
  1. サブインターフェイスを使えば物理インターフェイスはこれ以上必要ありません。

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