Tips

【CCNA対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【NAT編】Part 2
2018.02.01

【CCNA対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【NAT編】Part 2

【CCNA対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【NAT編】Part 2

CCNAの勉強をしている方へ向けて、試験範囲の対策問題を作成してみました。
今回もNATに関する問題です。
NATの設定コマンドに関する問題をメインに作成しています。
ICND1ではシミュレーション問題でも出題される範囲ですのでコマンドもしっかりと覚えましょう!

問題1

次のNATのコマンドのうち、インターフェイスに適用することができるのはどれですか。

  1. ip nat inside
  2. ip nat inside test access-list pool pool-name
  3. ip nat inside source static 10.10.10.0 10.10.10.50
  4. ip nat pool test 10.10.10.0 10.10.10.50 255.255.255.0
問題1の解答と解説を表示

解答)A

解説)A~Dまで全てNATの設定コマンドですが、変換するIPアドレスなどの設定はルータのグローバルコンフィグレーションモードで設定します。インターフェイスで設定することができるのは内部ネットワークもしくは外部ネットワークの指定のみになります。よって、インターフェイスに適用できるコマンドはAになります。

問題2

次のコマンドでルータを設定した場合、ダイナミックNAT変換に使用できるアドレスの数はいくつですか?
Router(config)#ip nat pool TAME 209.165.201.23 209.165.201.30 netmask 255.255.255.224
Router(config)#ip nat inside source list 9 pool TAME

  1. 7
  2. 8
  3. 9
  4. 10
  5. 24
  6. 32
問題2の解答と解説を表示

解答)B

解説)1行目のコマンドは、NATプールを作成するコマンドです。NATプールを使用しているので、ダイナミックNATの設定をしていることがわかります。コマンド中の209.165.201.23から209.165.201.30までが変換後のアドレスになるので、変換に使用することができるアドレスの数は209.165.201.23から209.165.201.30までの8個になります。

問題3

ルータが内部アドレスを外部アドレスに変換した回数を表示するためには次のどのコマンドを実行しますか。

  1. show ip protocols
  2. show ip nat transration
  3. show counters
  4. show ip route
  5. show ip nat statistics
問題3の解答と解説を表示

解答)E

解説)ルータが内部アドレスを外部アドレスに変換した回数を表示するコマンドはshow ip nat statisticsになります。このコマンドで、NATテーブルにエントリされている変換パターンの数、変換が成功した回数、変換が失敗した回数、poolを使用した回数などの統計情報が表示されます。

<間違い選択肢>

  1. このコマンドを使用すると、現在ルータで有効なルーティングプロトコルに関する情報を表示することができます。
  2. このコマンドを使用すると、設定されているNATテーブルを表示することができます。
  3. このコマンドを実行すると、ポートおよびインターフェイスに関するさらに詳細な統計情報が表示されます。このコマンドはスイッチで使用することができるコマンドです。
  4. このコマンドはルータに設定されているルーティングテーブルを表示することができるコマンドです

,.

新課程対応のCCNA対策講座 連載リンク

ネットワーク学習の登竜門・・
ゼロからのCCNA独学講座

Recent News

Recent Tips

Tag Search