前回この記事でIF関数の条件式について記載しました。
今回はIFを使った練習問題をやっていきます。
練習問題
今回はこんな問題を作ってみました。
判定のところに「TRUE」もしくは「FALSE」が入るよう条件にそってIF文を書いてみてください。
使う論理演算子も合わせて書いたので、この論理演算子を使ってください。
分からなければ前回の記事とにらめっこしながらやってみてくださいね!
解答
NO.ごとに解答&解説をしていきますので合っているかの確認と要点をしっかり押さえてくださいね!
NO.1
正解は判定が「TRUE」となります。
=IF(AND(D3<=25, E3>=50), TRUE, FALSE)
条件が値1が25以上で値2が50以下の場合なので
条件式はD3<=25とE3>=50になります。
それをANDの()の中に入れて、その条件が真の場合TRUE、偽の場合FALSEとします。
NO.2
正解は判定が「TRUE」となります。
=IF(OR(D4="青", E4="黄色"), TRUE, FALSE)
条件が値1が青もしくは値2が黄色の場合なので
条件式はD4=”青”E4=”黄色”になります。
それをORの()の中に入れて、その条件が真の場合TRUE、偽の場合FALSEとします。
NO.3
正解は判定が「TRUE」となります。
=IF(NOT(D5="△"), TRUE,FALSE)
条件が値1が△じゃない場合なので
条件式はD5=”△”になります。
それをNOTの()の中に入れて、その条件が真の場合TRUE、偽の場合FALSEとします。
おまけ
例えば以下のようなデータがあって、赤枠内にそれぞれランクを入力したいとします。
この場合、IFの中にIFを書くという入れ子(ネスト)ということをしないといけません。
=IF(F3>=80, "A", IF(F3>=60, "B", IF(F3<=59, "C", "該当なし")))
条件がFALSEの場合、IFを更に書いて…という感じになります。
かなり複雑ですが、考え方は同じです。
まとめ
・ANDは○○以上△△以下など、範囲指定をすることができる
・ORは複数条件のうちの一つでも当てはまった場合、TRUEとなる
・NOTは条件式は一つしか指定できず複数の条件式を入れることはできない
今回はおまけも書きました。
「条件が増えたらどうしたら良いの?」とつまずいてしまう方、結構多いと思います。
考え方は条件が複数でもそうでなくても基本的には同じなので、こういうコードをどんどん見て使って経験値を積んでください。