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ExcelVBA練習問題① ~マクロの記録を使いこなす~
2017.04.20

ExcelVBA練習問題① ~マクロの記録を使いこなす~

前提知識

参考リンク

※1 開発タブの表示
※2 マクロの登録の方法

問題

請求書フォーマットの中で、請求先によって値の変わるセル(背景がグレーになっているセル)の値をすべてクリアするボタンを、マクロの記録を使用して作成してください。

ExcelVBAWork_1
※今回使用するExcelシートをダウンロードできます。ご使用は自己責任でお願い致します。

解答・解説

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手順の解説

基本的なエクセル操作と、マクロの記録方法、ボタンへのマクロの登録方法を知っていれば、造作もなく出来てしまうことでしょう。
手順としては、

①マクロの記録ボタンをクリック

②該当のセルをすべて選択

③右クリックして、数式と値のクリアを実行

④記録停止をクリック

⑤ボタンを配置

⑥ボタンに④で記録されたマクロを登録する

以上です。ひとつずつ見ていきましょう。

①マクロの記録ボタンをクリック
[開発]タブより、マクロの記録ボタンをクリックします。(開発タブが存在しない場合は、ExcelVBAを1から学ぶ! #1 ~マクロ・VBAとは?~を参考にしてください。)

②該当のセルをすべて選択
Ctrlキーを押下したままクリックすると、複数のセルを選択できます。

③右クリックして、数式と値のクリアを実行
複数のセルの値を一度にクリアします。

④記録停止をクリック
ここまでの一連の操作をマクロに記録します。

⑤ボタンを配置
[開発]タブより、[コントロール]の[挿入]からボタン(フォームコントロール)を選択し、任意の場所にボタンを配置します。

⑥ボタンに④で記録されたマクロを登録する
配置したボタンを右クリックし、マクロの登録より保存したマクロの登録を行います。

まとめ

簡易的な請求書フォームを用いて、一例としてボタンで値をクリアしてみました。
このように、マクロの記録機能は非常に便利に使うことができます。とりあえずこれをマスターすれば、今までの単純作業を効率化できること間違いなしです!

それでは次の練習問題まで。

excel_VBAを学んで業務効率化!

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