Python入門 Getリクエスト送信(requestsを利用)
はじめに
不定期連載のPython入門第8回目です。
今回もこまごまとした構文学習をすっとばして、PythonスクリプトからGetリクエストを送信してみましょう。
Postリクエストも同様なのですが、まずはGetからです。
今回の内容:
・requestsパッケージをインストールする
・requestsクラスのgetメソッドを使ってGetリクエストを送信する
・レスポンスを表示する
requestsパッケージをインストールする
パッケージのインストールにはpipを使います。pipはPythonのパッケージ管理ツールです。
LinuxのYUMやAPTみたいなものですね。
$ pip3 install requests Collecting requests Downloading requests-2.11.1-py2.py3-none-any.whl (514kB) 100% |████████████████████████████████| 522kB 222kB/s Installing collected packages: requests Successfully installed requests-2.11.1
上記コマンドのような感じでインストールが完了します。
requestsクラスのgetメソッドを使ってGetリクエストを送信する
では次にPythonプログラムを作成しましょう。
以下のようなサンプルプログラムを記述し、「test.py」などとして保存します。
import requests target_url = 'https://techpjin.sakura.ne.jp/techpjin_new/blog/tag/python/' r = requests.get(target_url) print(r)
レスポンスを表示する
保存したら実行してみましょう。
以下のようにレスポンスが表示されるでしょうか。
$ python3 test.py <Response [200]>
HTTPのレスポンスコードが表示されますね。
ただし、これですとボディ部分が表示されていないので、最後のprintする内容を
print(r.text)
とします。
そうすると、ボディ部分のhtmlソースがどばっとでてきます。
JSONやXMLをレスポンスしてくれるAPIにリクエストすれば、その戻り値が取得できますよね。
まとめ
シンプルなサンプルプログラムでGetリクエストの例が試せました。
最近は外部APIにリクエストをして外部サービスのコンテンツを有効活用することが多くなっていますので、
この方法は是非覚えておきましょう。