Python入門 SQLiteに接続する
はじめに
不定期連載のPython入門第7回目です。
こまごまとした構文学習をすっとばして、DB接続を作成してみましょう。
今回の内容:
・SQLiteの準備(Mac)
・PythonからSQLiteに接続してみる
SQLiteでテーブル作成
接続するDBとテーブルを作成しておきましょう。
今回はローカルのMacのSQLiteを使用します。SQLiteはデフォルトでインストールされているのでそれを使います。
$ cd ~ $ mkdir test $ cd test $ touch test.db //←テスト用のデータベースファイル $ sqlite3 test.db
接続したらテーブルを作成しておきましょう。
sqlite> create table sample(id integer primary key autoincrement, name varchar(100));
MySQLとは少し異なるので注意が必要ですね。
データをinsertしておきます。
sqlite> insert into sample values('taro','jiro','saburo'); sqlite> select * from sample; 1|taro 2|jiro 3|saburo
ここまでできたら次にPythonからこのテーブルに接続してみます。
PythonでSQLite接続
sqlite3モジュールを使用します。
$ vi test.py
test.pyの中身を以下のようにします。
import sqlite3 con = sqlite3.connect('./test.db') cur = con.cursor() sql = "select * from sample"; cur.execute(sql) for row in cur: print(row[0], row[1]) con.close()
実行してみましょう。
$ python3 test.py
sampleテーブルの中身が表示されればOKです。
PythonからDB接続をして、テーブルの中身を取得できました。
まとめ
なんだかとても簡単でしたね。
今回はPythonからSQLiteに接続する方法を説明しました。SQLiteはあまり使う機会がないので、今後はもうちょっとなれるようにしたいです。プログラムとデータベースはきってもきれない関係ですので、しっかり覚えておきましょう。