Javaで開発を行うときに欠かせないEclipse。
使っている方も多いかと思います。
そこで今回はEclipseをより便利に、そしてより快適に使うためのショートカットキーを10個ご紹介したいと思います。
1.保存(Ctrl + S)
最も使うショートカットと言っていいでしょう。
プログラムを作成したり、変更したら必ず保存しなければいけません。
しかし毎回毎回ツールバーから保存をマウスでクリックするのは面倒です。
そんなときはCtrl + Sを押せば一瞬で保存完了です!
2.プログラム実行(Ctrl + F11)
これも使う頻度は多いですね。
ツールバーから実行することもできますが、これまた面倒です。
プログラムはCtrl + F11で実行することができます。
単にF11だけだとデバッグになります。
3.コンテンツ・アシスト(Ctrl + Space)
補完機能です。
入力している途中でこのキーを打つと候補を表示してくれます。
これを使えばスペルミスがなくなりますね!
スペルミスどころか、そもそもスペルを覚えていなくてもOKです。
もちろん覚えているに越したことはありませんが。。。
うまく使えばクラスやオブジェクトがどんな変数やメソッドを持っているかわかります。
4.自動インポート(Ctrl + Shift + O)
import文を自動生成してくれます。
RandomクラスはUtilパッケージなのでimport文がないとコンパイルエラーになってしまいます。
そこでCtrl + Shift + Oを押してみます。
import文が足りないことによるエラーが消えました!
import文をいちいち書くより簡単です!
ただし同じ名前のクラスが存在する場合もあるので、パッケージの選択には注意して下さい。
5.自動フォーマット
インデントを自動で整えてくれます。
プログラムの階層構造をわかりやすくするためにインデントは欠かせないものですが、
プログラミングを始めたばかりの方にはなかなかピンときにくい部分です。
そんなときはCtrl + Shift + F!
このように自動でフォーマットしてくれます。
慣れないうちは必ず打つよう心がけましょう。
6.コメントアウト(Ctrl + /)
Javaでコメントアウトするにはよく「//」を使いますがこれにもショートカットキーが用意されています。
まずコメントアウトしたい行にカーソルを持っていきます。
そこでCtrl + /!
範囲選択で複数行コメントアウトすることもできます。
ちなみに「/**/」でコメントアウトするときは、範囲選択してCtrl + Shift + /です。
7.クイックフィックス(Ctrl + 1)
コンパイルエラー箇所に対する修正案の候補を表示してくれます。
エラー箇所にオンマウスしても表示されます。
8.リファクタリング(Shift + Alt + R)
変数名を変更したい場合などに使います。
変更したい変数名にカーソルを持っていきそこでShift + Alt + R!
ここで「i」を「x」に書き換えます。
すると「i」を使っている箇所すべてが「x」に変わりました!
変数1つ1つを修正するのは大変ですが、これを使えば簡単ですね。
9.クラス検索(Ctrl + Shift + T)
クラス検索と書きましたがインターフェースも検索できます。
筆者は「String」と検索してみましたが、Stringだけでもこんなにたくさんあるんですね。
10.mainメソッドとSystem.out.printlnメソッド
実はメソッドにもショートカットがあります。
それがmainメソッドとSystem.out.printlnメソッドです。
Eclipseでmainメソッドを作るなら、クラス作成時にチェックをつければ自動で行うことができます。
ただしこれすら面倒だという私と同じ怠け者の方!
実はこれでmainメソッドが生成できてしまいます。
「m」と打った後にCtrl + Spaceでmainメソッドが候補にでてきます。
これを使えばチェックを入れるよりも少し早くmainメソッドを作ることができます!
これと同じことがSystem.out.println()でも可能です。
こちらは「syso」と打った後でCtrl + Space。
この場合は候補が表示ではなく、System.out.println()が補完されます。
System.out.println()は打つ機会がとても多いので覚えておくときっと役に立つはずです。