それでは前回の続きです。前回は画面を2つ作成し、その2画面にそれぞれ対応した
クラスが定義されているファイルを作成しました。下準備だけで終わってしまいましたね。
【STEP4】ストーリーボード上のピンク画面のボタンから遷移したい緑画面へ接続する
今回実装するのは、「ピンク色の画面のボタンをタップしたら緑色の画面に遷移し、
緑色の画面のボタンをタップしたらピンク色の画面に遷移する。」という仕組みになります。
ボタンタップを契機にして画面遷移するんですね。このようにボタンというstoryboard上に配置された
部品を用いて画面遷移する場合はとても簡単です。
①storyboard上のボタンを選択し、
②controlキーを押しながらドラッグして、
③遷移したい画面でドロップします。
遷移先の画面上ならどこでドロップしても構いません。というか画面以外選択できなくなっています。
手順としてはstoryboard上の部品を.swiftファイルに接続するOutlet接続やAction接続に
よく似ているかと思います。
そして今回はモーダル接続を行いたいので「Present Modally」を選択します。
するとピンク画面と緑画面の間にこのような矢印が表示されたと思います。
この矢印こそが2つの画面を結ぶセグエを表しています。
【STEP5】画面遷移のActionを変更する
これで画面間の遷移ができるようになりました。この状態で実行してみると、緑色の画面が下から上に
覆いかぶさるように画面が切り替わるのがわかるかと思います。
モーダルによる画面遷移の場合、デフォルトの動作がこのようになっています。
この動作を変更するには以下の手順を行います。
①セグエをクリックして選択し、
②アトリビュートインスペクタを開く
③Transitionが「Default」になっているので、好みの画面遷移方法に変更する。
Transitionの種類には以下のものがあります。
・Cover Vertical・・・下から上に覆いかぶさるように画面遷移する。Defaultと同じ
・Flip Horizontal・・・くるりと1回転して裏側になるように画面遷移する。
・Cross Dissolve・・・画面全体の色が変化するように画面遷移する。
・Partical Curl・・・下からページをめくるように画面遷移する。
Transitionの直下にあるAnimatesのチェックを外すと、Transitionに何が選択されていたと
してもこれらのアニメーションを行わずに即座に画面遷移を行います。
今回はこれで終わりにします。
次回は遷移した先の緑画面からものと画面であるピンク画面に戻る方法をやってみたいと思います。
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