3分プログラミング~Android Studio導入編~ #7 Android Studio 1.4
3分プログラミング~Android Studio導入編~ #7 Android Studio 1.4
「javaを活かして何かを作りたい」「ちょっと時間があるから何か技術を身に着けたい」「開発で一儲けして印税(?)生活を楽しみたい・・・w」etc…と考えているそこのあなた!
本日の献立は、Android Studioを利用したAndroidのプログラミング(Android Studio 導入編#7)です。Androidの調理(プログラミング)は難しそう、と思わずまずは挑戦してみましょう。
本日の材料は以下の通りです。
- Androidへの興味・・・お好み
- Androidへの愛・・・たっぷり
今回は気合と根性は要りません
今回は2015年9月にリリースされたAndroid Studio 1.4の特徴を見てみましょう。
・Vector Asset Studioの追加(SVGファイルへの対応)
・Android Monitor Function(GPU, Network)の追加
・Theme Editorの刷新
・Design Support Libraryのアップデート
1. Vector Asset Studioの追加
Android Studio 1.4からは「Vector Asset Studio」が追加されました。これによりGoogleが公開している「material icons」を利用したり、SVG(Scalable Vector Graphic)形式で保存されているファイルを利用したりといったことが簡単に出来るようになりました。
Vector形式の画像はサイズを変更しても画質が悪くならないという特徴があります。Vector形式のファイルをうまく使うことで、1枚の画像ファイルでも複数の画面サイズに対応することが可能になります。
ただし、、APIレベル20以下はVector形式の画像の表示には対応していません。注意が必要です。(最小必須APIが20未満のアプリでVector形式の画像を利用した場合、適切に設定されていれば自動的に対応した形式に変換されて表示されるようです。)
2.Android Monitor Functionの追加
GPUやNetworkをモニタリング出来る機能が追加されました。これらは「Android Monitor」の機能として追加されています。利用方法ですが、main windowの下にある「Android Monitor」をクリックすることで起動できます。この「Android Monitor」ですが、「Android Device Monitor(ADV)」と同時には使えないので注意が必要です。
3.Theme Editorの導入
Theme Editorが導入されました。1.4ではアプリの配色に関する編集が楽に行えるような機能が追加されたのみですが、今後様々な機能が追加される予定です。
Theme Editorはメニューから「Tools」ー「Android」ー「Theme Editor.」の順に追っていくことで利用可能です。
4.Design Support Libraryのアップデート
Android Studioではアプリを作成する際に、アプリにあわせた画面レイアウトをテンプレートから選ぶことができます。今回はそのテンプレートがより使いやすくなりました。
既にAndroid Studio 1.4のバグを改修したAndroid Studio 1.4.1がリリースされており、Android Studio 1.5 もすでにRC1がリリースされています。
ますます便利で魅力的な機能を備えたAndroid Studioのおかげで開発もはかどりますね。