SDカードを使ってみよう
SDカードへのデータ保存は意外に簡単
※はじめに
この記事はAndroidアプリの開発が、初心者であるという方のための記事です。
そのため、なるべく複雑な説明は避け、コピー&ペイストですぐに動くものをご紹介します。
JavaやAndroidを理解されている方で細かい説明が必要な方は、当ブログ内の連載記事である「Android Tips」をご覧ください。
今回は入力内容をSDカードにデータを保存するアプリです。
アプリ情報
このアプリはEditTextに入力した内容を「登録」Buttonを押下することにより登録し、「参照」Buttonを押下することにより登録されている内容をToastを用いて表示させています。ポイントは以下の点です。
- SDカードの場所を確認
- SDカードの状態を確認
- マニフェストファイルへのパーミッションの追加
SDカードの場所は端末により異なります。
したがって明示的にSDカードのパスを指定せずに取得しています。
SDカードは抜き差しが可能であるため、念のため処理の直前でSDカードの状態チェックを行うのが無難でしょう。
書き込み処理を行うか、読み取り処理を行うかによって少々異なります。
SDカードへアクセスするためには、Android Manifest.xmlに以下のパーミッションを追加する必要があります。
<uses-permission android:name="android.permission.WRITE_EXTERNAL_STORAGE"/>
データの入出力に関わるところなので、例外処理を比較的多めに記述しています。