<receiver>タグ
アプリケーションのコンポーネントの1つであるBroadcastReceiverを宣言します。
全てのBroadcastReceiverはマニフェストファイルにこのタグで宣言されている必要があり、宣言がないBroadcastReceiverは実行することができません。
全てのBroadcastReceiverはマニフェストファイルにこのタグで宣言されている必要があり、宣言がないBroadcastReceiverは実行することができません。
- 必須の子要素
- 主な属性
- 使用例
なし
属性 | 内容 |
---|---|
android:name | BroadcastReceiverのクラスを完全修飾クラス名で指定する。「BroadcastReceiver」クラスが<manifest>で指定しているパッケージに属している場合は、パッケージ名を省略し最初の1文字目を「.」ピリオドから始めることができる。 |
android:process | BroadcastReceiverが実行されるプロセスの名前を指定する。 通常はアプリケーションが実行されるプロセスと同一のプロセス上で実行されるが、このタグを設定することでマルチプロセスのBroadcastReceiverを作成することができる。 |
<receiver android:name=".SampleReceiver"></receiver>
<provider>タグ
アプリケーションのコンポーネントの1つであるContentProviderを宣言します。全てのContentProviderはマニフェストファイルにこのタグで宣言されている必要があり、宣言がないContentProviderは実行することができません。
- 必須の子要素
- 主な属性
- 使用例
なし
属性 | 内容 |
---|---|
android:name | ContentProviderのクラスを完全修飾クラス名で指定する。「ContentProvider」クラスが<manifest>で指定しているパッケージに属している場合は、パッケージ名を省略し最初の1文字目を「.」ピリオドから始めることができる。 |
android:process | ContentProviderが実行されるプロセスの名前を指定する。 通常はアプリケーションが実行されるプロセスと同一のプロセス上で実行されるが、このタグを設定することでマルチプロセスのContentProviderを作成することができる。 |
android:permission | ContentProviderのデータを読み書きするためにクライアントが必要とするパーミッションの名前を指定する。読み込みと書き込みを同時に設定できるが、readPermissionとwritePermissionの設定が優先される |
android:readPermission | ContentProviderに問い合わせするためにクライアントが必要とするパーミッションの名前を指定する。 |
android:writePermission | ContentProviderで公開されているデータを変更するためにクライアントが必要とするパーミッションの名前を指定する。 |
<provider android:name=".SampleProvider"></provider>
<intent-filter>タグ
Activity、Service、BroadcastReceiverが応答するインテントを指定します。
子要素として<action>タグ、<category>タグ等を持ち、<action>タグは必ず指定する必要があります。
主な属性
使用例
子要素として<action>タグ、<category>タグ等を持ち、<action>タグは必ず指定する必要があります。
- 必須の子要素
<action>
特になし
<intent-filter> <action android:name="android.intent.action.MAIN" /> <category android:name="android.intent.category.LAUNCHER" /> </intent-filter>
<action>タグ
インテントフィルタにアクションを追加する。<intent-filter>タグには1つ以上の<action>タグを含める必要がある。
- 必須の子要素
- 主な属性
- 使用例
なし
属性 | 内容 |
---|---|
android:name | アクションの名前を指定する。 例えば、Intent.ACTION_MAINを設定したい場合は、定数に設定されている文字列「android.intent.action.MAIN」を指定する。 |
<action android:name="android.intent.action.MAIN" />
<category>タグ
インテントフィルタにカテゴリを追加します。
- 必須の子要素
- 主な属性
- 使用例
なし
属性 | 内容 |
---|---|
android:name | カテゴリの名前を指定する。 例えば、Intent.CATEGORY_LAUNCHERを設定したい場合は、定数に設定されている文字列「android.intent.category.LAUNCHER」を指定する。 |
<category android:name="android.intent.category.LAUNCHER" />
<meta-data>タグ
付加的なアイテムの名前と値のペアです。
それらのすべての値は単一の Bundle オブジェクトに集約され、 PackageItemInfo.metaData フィールドとしてコンポーネントから使用できるようになります。
それらのすべての値は単一の Bundle オブジェクトに集約され、 PackageItemInfo.metaData フィールドとしてコンポーネントから使用できるようになります。
- 必須の子要素
- 主な属性
- 使用例
なし
属性 | 内容 |
---|---|
android:name | アイテムに対する一意の名前である。一意性を保証するために、「com.example.project.activity.fred」のようなパッケージ名を使った名前を使用する。 |
android:value | アイテムに割り当てられた値である。 |
<meta-data android:name="com.google.android.maps.v2.API_KEY" android:value="APIキー" />
<permission>タグ
特定のコンポーネント、機能、他のアプリケーションに対するアクセスを制限するために使用するパーミッションを宣言します。
- 必須の子要素
- 主な属性
- パーミッションを付与するレベル
- 使用例
なし
属性 | 内容 |
---|---|
android:description | パーミッションの説明。 |
android:icon | パーミッションを表現するアイコンに対する drawable リソースの参照。 |
android:name | パーミッションの名前。パーミッションの名前は一般的にパッケージ名が接頭辞として使われる。 |
android:label | ユーザに表示可能なパーミッションの名前。 |
android:protectionLevel | アクセスを要求しているアプリケーションに特定のアクセス許可を付与する (もしくは付与しない) 場合に、システムが従わなければならない指針を示す。指定する値は次表の4つである。 |
属性 | 内容 |
---|---|
normal | デフォルトの値低リスクのパーミッションであることを表し、ユーザはインストール確認画面で、許可もしくは不許可を選択することができる。 |
dangerous | アプリケーションの非公開データ等にアクセス可能になるといった高リスクのパーミッションであることを表し、normalと同様にユーザはインストール確認画面で、許可もしくは不許可を選択することができる。 |
signature | パーミッションの定義側と使用側が、同じ証明書で署名されている場合にのみ、アクセスが許可されるパーミッション |
signatureOrSystem | サードパーティアプリケーションでは使用できないパーミッションで、主にシステムアプリケーションで使用される。Androidシステムイメージ内にある証明書と、同じもので署名されたアプリケーションのみにアクセスが許可されます。 |
<permission android:name="com.example.mapsample.permission.MAPS_RECEIVE" android:protectionLevel="signature" />
以上が主なマニフェストファイルの概要です。