PHP 複合演算子 【初級編 第23回】
演算子について
前回は代入演算子について記載しました。
今回は代入演算子に算術演算子を組み合わせた複合演算子について記載していきたいと思います。
複合演算子
代入演算子に算術演算子を組み合わせると、
計算した結果を代入するということを簡略化して記述することができます。
簡単な代入例
通常は、既に値のある変数に対して、値をプラスして代入する際には以下のようにします。
<?php $hensuu = 10; $hensuu = $hensuu + 5; echo $hensuu; ?>
このように変数に対して、変数と値をプラスした結果を代入することで
変数の値を上書きしています。
ただこの代入は以下のように記述しても同じ意味になります。
<?php $hensuu = 10; $hensuu += 5; echo $hensuu; ?>
同じ結果になりました。
その他の複合演算子
その他の算術演算子も代入演算子に組み合わせて使用することができます。
組み合わせは以下のようなものがあります。
+= 加算代入演算子
-= 減算代入演算子
*= 乗算代入演算子
/= 除算代入演算子
%= 剰余代入演算子
これらのを組み合わせて記述した例です。
<?php $a = 10; $b = 10; $c = 10; $d = 10; $e = 10; $a += 5; $b -= 4; $c *= 2; $d /= 2; $e %= 3; echo $a; echo "<br>"; echo $b; echo "<br>"; echo $c; echo "<br>"; echo $d; echo "<br>"; echo $e; echo "<br>"; ?>
計算結果を複合演算子を使って代入
以下のようにすれば、$a に計算した結果を代入することができます。
<?php $a = 10; $a += 8 - 4; echo $a; ?>
今回はここまでで、次回も引き続き演算子について記載していきたいと思います。