PHP 演算子 足し算,引き算,掛け算,割り算 【初級編 第21回】
演算子について
前回は定数について記述しました。
今回は PHPで使用される演算子について記述していきたいと思います。
演算子の概要
演算子は数値同士を計算したり、文字列同士を比較したりといろいろな用途に使用します。
今まで変数に値を代入するのに使用していた記号 =(イコール)も演算子になります。
算術演算子
他にも演算子には日常的に使用しているように以下のようなものがあります。
算術演算子
+ 2つの値を足し算
– 2つの値の引き算
* 2つの値の掛け算
/ 2つの値の割り算
% 2つの値の割り算して割りきれなかった数
算術演算子の使用例
算術演算子を使用して、2つ以上の数値を足したり、引いたりしたい場合には以下のようにします。
<?php echo (5 + 3)."<br>"; echo (5 - 3)."<br>"; echo (4 * 5)."<br>"; echo (10 / 2)."<br>"; echo (20 % 3)."<br>"; ?>
ブラウザから確認すると以下のように表示されます。
算術演算子では、足し算や引き算よりも掛け算や割り算などが優先されるので
先に計算させておきたい個所がある場合は
計算させておきたい個所を () で 囲んでおく必要があります。
<?php echo (3 + 2) * 5; ?>
表示結果は以下のようになります。
※最初の使用例の場合、計算結果と改行コードをつなぎ合わせています。
数値と文字列を結合するために、計算部分を () で囲むことが必要になります。
計算結果の代入
変数に値を代入する際にも計算結果を代入させることができます。
以下では 4 + 2 の結果を 変数 $hensuu に代入しています。
<?php $hensuu = 4 + 2; echo $hensuu; ?>
ブラウザから確認すると、計算した結果が表示されることが確認できます。
整数以外の結果
割り算などで値が割りきれなかった場合には、結果が途中で切り捨てられる
<?php echo 10 / 3; ?>
結果は以下のようになります。
今回はここまでで、次回からは代入演算子について記述していきたいと思います。